ねじ子のLINEスタンプが発売されています

知られざる メディカルイラストレーションの世界-描かれた からだの神秘-展

佐賀大学美術館で開催されている

『知られざる メディカルイラストレーションの世界-描かれた からだの神秘-』展 に、漫画とイラストを出展させていただきました。

日本でメディカル・イラストに特化した展覧会を開催するのは史上初めてとのことです。そんな貴重な機会にお声をかけていただき、大変感謝しております。

詳細はこちらです。会期は7月17日(金)~8月23日(日)、観覧無料です。→佐賀大学美術館のHP
佐賀大学美術館メディカルイラスト展示会さんのfacebook に、内部の写真も載っています。

ねじ子もとても楽しみにしています。早く見にいきたい!(2015/7/24)

明るい未来の展望、ねぇ

ハロプロに何か新しい「お知らせ」があるたびに、つんく♂さんは「つんく♂バージョン」の仮歌を流してステージに光臨していた。メンバーは悲鳴を上げて地面に崩れ落ち、ファンは色めきだって全力でコールを入れる。そうやって、つんく♂さんはさまざまな「お知らせ」を我々に伝えてきた。良いことも、悪いことも。たとえそれが事務所の上層部が勝手に決めた内容で、彼はそれをただ伝えるだけのスケープゴート、いや違ったスポークスマンに過ぎなかったとしても、我々はその登場を楽しみ、彼の伝える「お知らせ」に一喜一憂し、しぶしぶながらも納得してきた。「つんく♂がそう決めたのなら、しかたがない」と。

でも、それをやる人が今はいない。「責任者は俺だ」という顔で出てきてくれる代表者がいない。もちろん、裏にはそれぞれの部署にそれぞれの責任者がいるのだろう。でも、表向きは誰も見えてこない。説得力のあるスポークスマンが欲しい。実際の責任者じゃなくてもいいから、表に出てくる人が一人欲しい。今の状態では、誰によってこの巨大なプロジェクトが操られているのかわからないよ。作り手の顔が見えにくいのだ。工業製品を売る一般企業ならそれでいいのだろうけれど、たくさんの少女たちの将来性を売り込む世界では、ある程度目に見える「指導者」がいないとその魅力が伝わりにくくなってしまう。

スポークスマンには誰もがなれるわけではない。スポークスマンの伝える内容が「良い」お知らせであれば、その賞賛を一身に浴びることができるが、「悪い」お知らせであった場合、ファンに容赦なく叩かれることになる。あくまで上層部による会議で決めたことであって、スポークスマン一人が勝手に決めたことではないのに、代表してボコボコにされなければならない。「生け贄」になる覚悟がいる。普通の人間にはとても耐えられまい。

「業績」も必要だ。実績がないぽっと出の人間が何を言っても、「どうしておまえがそんな重要なことを決めるんだ!?」と思われてしまうだろう。ファンだけでなく、メンバーも困惑するだろう。「この人が決めたのならしかたがない」と全員に思わせるだけの説得力と求心力が必要なのだ。

そんなわけで、今こそ道重さゆみが復帰するべき時が来た!とねじ子は確信している。彼女ほど「今の」ハロプロファンとハロプロメンバーに対して説得力を持つ人間は他にいない。アイドルとしての復帰ではなく、プロデューサーあるいはスポークスマンとしての復帰である。もちろん、コンサート中に突如流れる登場曲は「仮歌・道重さゆみヴァージョン」だ。このためだけに仮歌を収録することなど、この事務所にとっては造作もないことだろう。もうとんでもなく下手糞な仮歌を引っさげて、ステージに現れてほしい。一小節でも音痴だとわかるような壊滅状態であることが望まれる。「さゆってば、相変わらず音痴だなー!」と言いながらも、満面の笑みで雄叫びをあげるハロヲタの皆さん。満を持して登場するさゆ。泣き崩れ、動揺するメンバー。ニヤニヤしながら発表をじっくりと読み上げていくさゆ。考えるだけで胸が熱くなるな。あ、仮歌収録風景はぜひMUSIC+で公開してほしい。

嗣永桃子のカントリー・ガールズのプレイング・マネージャー業が大成功を納めているのだから、さゆのハロプロマネージャー業(orスポークスマン業)もきっとうまくいくだろう。どうだろう、さゆ?さゆもさぁ、そろそろ趣味のネットパトロールに飽きてきた頃じゃないの?ねぇねぇ。彼氏がいてもいいし、結婚しててもいいし、子供がいてもいいよ。実働は年に3回くらい「大切なお知らせ☆」をお伝えしに来るだけでもかまわないからさー。つんく♂とハロプロのために一肌脱いでくれないかなー。頼むよ。あなたしかいないんだよ。適任だと思うよ!(2015/5/27モーニング娘。武道館参戦直前)

神様は意地悪ね くねくねしちゃうな

つんく♂さんが声帯を摘出したことを発表しました。つんく♂さんは勇気ある決断をしたのだと思います。もちろん医者として正しいと思うし、ハロヲタとしても、「つんく♂さんには1日でも長くハロプロを見守っていてほしい」とねじ子は常々思っていますから、「手術に踏み切った」というニュースを聞いたとき、私は正直言ってほっとしました。これで生き延びる「道」ができます。放射線治療と化学療法の後にガンが再発したのなら、もう手術しか生き延びる道はないのです。でも、声を使う仕事をしている多くの芸術家たちが声帯の手術を拒んできました。その気持ちもよくわかります。仕事か健康か、芸術か生命か。どちらかを選ばなくてはいけなくなったとき、患者さん本人がどちらを選ぼうと、その選択を部外者がとやかく言えるような問題ではないのです。

そしてつんく♂さんは「より長く生きることができる」確率が高い選択をしてくれました。ねじ子はハロヲタとしてその選択に感謝しています。手術をすれば100%の生存を保証できるわけではないのが「ガン」という病気の恐ろしいところでもあるのですが、それはそれ。とりあえず先の道はつながりました。つんく♂さんはこれからも、希望を持って明るく創作と子育てを続けていってくれるとねじ子は信じています。

もちろん、つんく♂さんの声が好きでした。つんく♂さんの作る曲もハロプロ仮歌も好きでしたし、メンバーへの歌唱指導ぶりも好きです。つんく♂さんの軽妙なプロデューサーとしての「語り」や突然行われる「大切なお知らせ」も好きでした。それらが失われてしまうのはとても悲しいことです。それでも、ここからはつんく♂さんの軽妙なTwitterを見習って、私も明るい未来の展望についてだけ書いていこうと思います。次のエントリーに続くよ!(2015/4/23)

ナース専科2015年5月号 特集 「ねじ子とパン太郎の人工呼吸器解体新書」

ナース専科2015年5月号に参加しました。

「ねじ子とパン太郎の人工呼吸器解体新書」という名の特集です。私の記事は、人工呼吸器の「おおざっぱな仕組み」「おおざっぱな設定」をイラストと文章で解説する内容となっています。他にも、人工呼吸器アラームへの対処法・モニター心電図の不整脈への対応といった関連特集があり、どれも新人の増える春にふさわしい充実した内容です。ぜひお手にとってご覧ください。

※昨年の冬コミで発行した同人誌『平成医療主義図譜 ICU編』の人工呼吸器の章から一部を抜粋し、加筆修正したものです。同人誌をすでにお持ちの方はご注意ください。

Amazonはこちら
電子書籍でも読めるようです。電子派の皆さんはこちらからどうぞ。

『サイエンス・ブック・トラベル』に文章とイラストを寄稿しました

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『サイエンス・ブック・トラベル 世界を見晴らす100冊』という本に、文章とイラストを寄稿しました。2015年3月24日に河出書房新社さんから刊行されています。「シロウトでも科学の最先端がわかる一冊を紹介する」というコンセプトを元に、本を3冊紹介しています。イラストも1点描き下ろしました。

昆虫・深海・宇宙・生命・心理学まで、幅広いジャンルから集められた気鋭の科学者たち30名による豪華ブックガイド、とのことです。できあがった本を見て驚きました。確かにみなさん新進気鋭の科学者ばっかりだ!教授だの准教授だの、そうそうたる面子の最先端の科学者たちが歴史に残る名著をご紹介されているなか、一人で3冊中2冊もマンガ本を紹介している私。昼寝中のマンボウのように周囲から浮いています。そりゃあもうプカプカです。イラストにカケアミトーンを嬉々として貼っている場合ではなかったか!まあでも、こういう仕事をするために私が呼ばれたんだんだろうから、いいよね!きっと大丈夫だよね!うん!

Amazonはこちら。科学書のブックガイドとしてぜひどうぞ。(2015/3/31)

パン太郎のナースウォッチが発売されました!!!

nursewatch2

パン太郎のナースウォッチができました。やったあ!嬉しい!ねじ子、ナースウォッチ大好き!白衣のポケットにぶら下げたまま読めるように、天地が逆だよ!ナースウォッチの伝統だね!プラスチック製のスパイラルと、金属チェーンと両方付属しているから好きな方で使ってね!ねじ子は金属チェーンが好きだよ!

購入はpure nurseさんのサイトから

http://www.purenurse.com/products/detail.php?product_id=10822

とても可愛いらしい仕上がりです。限定200個販売とのことですか、はたしてどのくらい売れるのかさっぱりわかりません。ねじ子は自分で使う気マンマンなので、すでに大満足です。ピュアナースさん、本当にありがとうございます。

nursewatch3

ちなみにノリノリでいっぱいアイディアを出したから、ボツ案もたくさん生まれたよ!ボツ案はこちら!

nursewatch-botsu

ところで、ナースウォッチのアナログ文字盤の外に描いてある計測目盛のデザインってとてもおしゃれですよね。機能美を感じます。でもねじ子は現場であの目盛りを使ったことないや。今回、絵を描く機会にあたってちょっと調べてみました。

 ナースウォッチの計測目盛

 

脈拍だったのか……。知らなかった。患者さんの手首の脈拍をさわりながら、使うものだったんですね。確かに「15秒測って4倍にする」っていう従来の方法は、暗算が少し面倒ですもんね。なるほどなぁ。(2015.3.27)

ねじ子のLINEスタンプが発売されています

ねじ子のLINEスタンプが発売されています。

『ねじ子のヒミツスタンプ 1st Lesson』です。

医療従事者(特にナースさん)が使いやすいように特化したイラストを、たくさん書き下ろしました。こんな感じです↓

LINEstamp1

ねじ子のお気に入りは、同人イベントに参加中のパンダと、コンサートでヲタ芸をしているパンダと、徹夜明けで朝日がまぶしいパンダです。ここらへんは完全に自分の趣味で作りました。私用で使います。むふふ。医療従事者の皆様もそうでない皆様も、ぜひぜひご利用ください。

ねじ子のLINEスタンプが発売されています

ねじ子のLINEスタンプが発売されています。

『ねじ子のヒミツスタンプ 1st Lesson』です。

医療従事者(特にナースさん)が使いやすいように特化したイラストを書き下ろしました。

詳しくは以下のエントリーで。

ねじ子の2014年俺コンランキング・ハロプロ編 おへその国は今日も快晴

今年のハロプロは激動の年だった。12年選手の道重さゆみがモーニング娘。’14を卒業し、11年選手のBerryz工房が活動停止を発表し、スマイレージは消滅した。入れ替わるようにアンジュルムが生まれ、カントリー・ガールズが生まれ、モーニング娘。’14にも新人が4人入った。そして何といってもつんく♂さんが病気になって、つんく♂さんの曲が激減した。その穴を埋めるように新しい制作者陣が続々と入ってきている。メンバーのみならず制作者にも一気に卒業と加入が行われた激動の年だった。

この改革の一番の原因はやはりつんく♂さんの病気にあるのだろう。喉頭ガンは命に関わる大病だ。これまで働き過ぎなくらい働いてきたのだから、少なくとも2年間くらいはゆっくり休んで欲しい。そして療養の中で生まれる音楽があるならば、無理のない範囲でそれを私たちに聴かせて欲しい。

失われていくものを見るのは非常につらい。けれど新人たちはみな生き生きとして、ステージに立てる喜びに満ちている。2014年大晦日に行われたハロプロカウントダウンライブも、2015年初頭のハロコンも非常に楽しかった。特にお正月のハロコン~DANCE MODE!~は「こんな楽しいハロコンは見たことがない!」ってくらい高揚した。盛り上がる曲を集めたセットリスト、客席光臨、適材適所の歌割(まーどぅが『Say Yeah! もっとミラクルナイト』の辻加護の台詞をやってくれて本当にうれしい。ねじ子の満願成就だ)、ダンスの見せ場の多さ、アクロバティックな過剰演出が爆発していた。新人だらけの2015年のハロプロは近年まれにみる面白い年になるだろう。私はとてもわくわくしている。

1位 プリンセス・マーガレット / マーガレット+ジャスミン・クレマチス・ミモザ

さっき書いた。ジャスミン役の田辺ななみちゃんが引退しちゃって悲しい。心が折れちゃったのかな。

2位 シャバダバ ドゥ~ / モーニング娘。’14 道重さゆみ

極度にかわいい。数々の「道重ソング」(道重さゆみの歌割が多い「さゆっぽい」曲のこと。『涙が止まらない放課後』『レインボーピンク』『わ~MERRYピンXmas!』『彼と一緒にお店がしたい!』『大きい瞳』『Fantasyが始まる』『好きだな君が』『ラララのピピピ』『赤いフリージア』などが含まれる)の中でも最高傑作だ。つんく♂と道重さゆみが11年かけて作り上げた集大成だと思う。卒業ツアーでも、ウィスパー・ボイスを駆使してきちんと生歌で、音程をまったく外さずに歌っていたから驚いた。さゆみん、ますます成長したね!あ、『赤いフリージア』は1音目から盛大に外してたけどね!

歌詞は完全に道重さゆみへの「あて書き」である。ハロプロの後輩が今後歌い継いでいくことができるか心配になるほど、あて書きだ。1番が女性アイドルとしての心得(つまりハロプロファン対策と内部対応)、2番がTVのバラエティー番組に出るときの心得(つまり対外メディア戦略)を後輩に指導する内容になっている。このふたつは、どちらかを突出させるとどうしてももう片方がおろそかになる、いわば等価交換の関係だ。それなのに道重さゆみはハロプロ史上初めてこの2つを完全に両立させた。彼女の成し遂げた偉業の一つである。

今現在、完璧な戦略でTVバラエティ・アイドルとして天下を取っているももちこと嗣永桃子は、はたしてこの2つを今後両立させることができるのだろうか?非常に楽しみである。とりあえず彼女がプレイング・マネージャーを務めるカントリー・ガールズにはおおいに期待している。カントリー・ガールズの一番人気に躍り出た島村嬉唄ちゃんが、その恥じらいや照れや初々しさをそのままのパッケージで客前に提出できている一番の原因は、やはり桃子にあるのだろう。桃子がいるから、彼女はあのままでいいのだ。嬉唄ちゃんがどんなにへっぽこでも照れてもミスしても、桃子なら絶対に面白く拾ってくれる。どんな板の上でもどんなカメラの前でも絶対になんとかしてくれる。だからこそこっちは安心して見ていられるのだと思う。

3位 時空を超え 宇宙を超え / モーニング娘。

シンプルにいい曲。メロディもアレンジも歌詞も衣装も演出もいい。今のモーニング娘。の売りはEDMとフォーメーションダンスだが、この曲では自慢のフォーメーションがむしろ邪魔になってるとさえ思う。そのくらいシンプルに曲がいい。

衣装もいい。この衣装で異空間を舞い踊る彼女たちは、宇宙から使わされた天女のようだ。道重さゆみの美貌がそれをさらに引き立たせている。

そして何といっても歌詞である。「君はどんな顔で歌う 君はどんな顔で笑う また次の世でも会えるかな 切ないよ」「遠い未来はわかるのに 明日のことが決められない 優柔不断とは違う oh my heart 愛しくて愛しくて尊さを感じてる 目を閉じて君のこと感じる」切なすぎる。いてもたってもいられないよ。これは彼岸を見た人にしか書けない歌詞である。つんく♂はきっと病気療養中に、我々凡人にはまだ見ることのできない彼岸を見て、この世に残していく(かもしれない)愛しい人たちのことを思いながら曲を書いたのだろう。この曲を初めて聴いたとき、ねじ子は直感的に「このままつんく♂さんは死んでしまうのかもしれない」と感じた。医者にあるまじき言質だけど。あぁ、つらい。つんく♂さんはゆっくり休んでしっかり治療して、そして書きたい曲を存分に書いてください。

4位  普通、アイドル10年やってらんないでしょ!? / Berryz工房

この曲を作った時はまだBerryz工房の活動停止は決まっていなかったという。でも、Berryz工房が丸11年でいったん休止を迎えることをわかっていたかのような曲だ。

歌詞がとんでもなくいい。とにかく泣ける。ねじ子のハロプロ歌詞だけランキング・堂々の第一位だ。カラオケで歌いながら号泣しちゃうもん。泣きながら歌うとびっくりするほど気持ちがいいもん。そんな私を見て周囲の人たちが潮が引くように静まっちゃうから一人カラオケの時しか歌えないもん。

ねじ子も漫画家11年やってるよ。猫だって杓子だってコミケに出れば即漫画家だよ。世界でもまれにみる特殊な職業だよ。それでもたいてい続かないよ。いろんな意味で体力いりまくりだよ。青春全部捧げたよ。バイト感覚じゃ続かないよ。土日も全部捧げてきたよ。大好きなお絵描きだって、仕事となりゃ別腹だよ。それでも漫画家 I love it!だよ。簡単そうに見えるって言われるよ、まさに全部ぜんぶその通りだよ!それでも10年やっちまったんだよ!あ、誘惑は全然ないし、チヤホヤもまったくされないけどな!!

サビ前に突然に挿入される馬の鳴き声がいい。すました顔で馬のポーズをとるメンバーもいい。締めが馬のいななきで終わるのもいい。なぜ。アバンギャルドだよなぁ。メンバーたちが大量にコラージュされた過去の写真を眺めている、という演出もいい。バラバラな衣装もバラバラの髪型もBerryz工房らしい。すべてあわせて彼女たちにしか作れない作品だと思う。活動停止によってこの良さが失われていくのはとても残念だ。

5位 テーブル席空いててもカウンター席 / ハロプロ研修生

今年のつんく♂の良曲は研修生に集まった。つんく♂は本当に新人であれば新人であるほどいい曲を書くな。研修生が2月に出すアルバムはおそらく2015年で一番出来のいいアルバムになるだろう。

まずタイトルがいい。世の新曲情報というのはまずタイトルだけが先に公開されるのが常である。つんく♂が謎のタイトルをつけているときはたいてい良曲である。 ついでにいうとわけわかんないライナー・ノーツを書いているときもたいてい良曲である。「テーブル席空いててもカウンター席」というタイトルだけを最初に 聞いたときは「ん?『テーブル席だと彼と向かい合って座るけど、カウンター席なら彼の近くに座れるし、さりげなく手とかふれあっちゃうかも!? きゃー!!』みたいな女子の初デート曲かな?」と想像していたら、全然違った。「テーブル席が空いててもカウンター席に座って、カフェでバイトしている先輩男子を毎日見に来ちゃうよ。この気持ち、絶対先輩にばれてる!!」という歌だった。うーん、つんく♂の乙女思考にはかなわないな。女子力が高すぎる。遺伝子的にはつんく♂はXYで私はXXのはずなんだけど、おかしいな。

歌詞を体言したミュージカル仕立ての振り付けもいい。主人公の女子役とあこがれの先輩男子役と、ひやかし客の女子大生二人組、それぞれ4人が配役され、毎回違った研修生が演じるのもいい。

そして何といってもこの曲一番のインパクトは「子犬(ワン)ちゃんならおしっぽグルグルだよ」だよ。とんでもない歌詞だよ。おしっぽってさ、グルグルって さ。信じられないよ!最初聞いたとき「ワンチャンスならおしっこキュルキュルだよ」に聞こえて「なんたる変態……。完全につんく♂は越えてはいけない一線 を越えた……」と絶句してしまったが、何のことはない一線を越えていたのは私の耳だった。それでも、それでもだよ。「子犬(ワン)ちゃんならおしっぽグルグルだよ」 も相当すごいよ。しかも「こんな風に分かりやすく目がハートで 子犬(ワン)ちゃんならおしっぽグルグルだよ ラブラブだよ そして デートしたいなぁ~あ 二人で!」ってさぁ。ガンと闘病している患者さんの脳味噌からこんなフレーズが飛び出すって、いったいどういう精神力だよ。ちょっと患者研究に使えそうなくらいすごい よ。つんく♂さんおそれいりました。

6位  Love take it all / ℃-ute

AメロもBメロもサビもCメロも隙のない良曲。おそらくTeam℃-uteこと℃-uteファンの皆さんにはとても受けがよいと思う。メロディもアレンジもダンスも衣装もいい。相変わらずメンバーも素晴らしい。

特筆すべきはイントロとアウトロの小刻みな尻振りである。暴力的なほど細かい。ハロプロのコンサートでは、メンバーになりきって客席で同じダンスを踊る客が非常に多い(これを振りコピという)。40~50代中年男性と思われる小太りのオッサンたちが尻をこちらに突き出して小刻みに振っている姿はまた違った強烈さがある(ほめている)。あのオッサンたち実は社長だったり重役だったりするんだよなぁ。日本の平和を実感するよ。

そんなわけで細部までよくできた良曲なのであるが、ひとつ不満に思う点があるとすれば、それは「歌詞に引っかかりがない」ことである。歌詞があまりに普通なのだ。

もちろん、歌詞に「引っかかり」なんていらないという意見も多い。広く一般に売れるためには、むしろ過剰なフックや主義主張や意味の分からないフレーズは邪魔でしかないのだろう。それはわかっている。「つんく♂の歌詞は変だ。受け付けない」という一般人の意見も多い。それもわかっている。その通りだ。でも生粋のハロヲタのねじ子にとって、この曲の歌詞はどうにも物足りないのだ。小川の水がさらさらと流れていくように、滞りなく流れていってしまう。引っかかりがほしい。多くはいらない。一カ所でいい。「帰りにうどん食べてくわ」の一言だけでいい。キラーフレーズが欲しい。ちなみに℃-uteの新曲「I miss you」には愛理が歌うCメロに強烈なフックがあるので、つんく♂が枯れたわけでもメンバーにインスピレーションがわかないわけでもなく、あえてのっぺりした一般的な歌詞にしたのだと思います。

℃-uteはグループとしてハロプロ最年長になり、舞美ちゃんがハロプロリーダーになったことで新しい局面を迎えている。今のところ性格の良すぎる舞美が大きな愛でハロプロの後輩女子たち全員を包み込んでいる展開だ。その清楚で慈愛に満ちた姿はまるで小説「マリア様がみてる」のお姉さまのようである。それはそれで新しいリーダー像だと思う。舞美にぴったりなのは紅薔薇さまこと水野蓉子さまだな!とすれば佐藤聖さまと鳥居江利子さまは岡井ちゃんと桃子あたりか。小笠原祥子さまはあやちょで、福沢祐巳ちゃんはリカコだな!女子校特有の世界観だから男性ファンにはたまらないだろうな!「マリア様がみてる」もいまや男性読者が8割を占めると聞くし!

7位  Password is 0 / モーニング娘。’14

『時空を超え 宇宙を超え』のカップリング、そしてAUとの巨大タイアップ曲だ。イントロの歌詞はおそらくCMの依頼そのまま。依頼曲丸だしだからファンの評判はあまり よろしくないけれど、私はすごく好きだ。「ゼロ!ゼロ!」と繰り返されるイントロも、小田さくらちゃんの特徴的なバート「I love all 世のすべて愛している」も、サビも強く耳に残る。ダンスも元気があってよろしい。

森三中の黒沢さんの合いの手が入るバージョンも好き。黒沢さんの声に慣れると通常バージョンが物足りないくらいだ。

衣装はAUバージョンの制服は最高で、MVの忍者みたいな衣装は最低である。なんであんな鎖帷子のごとき衣装なんだ?歌詞やコンセプトに合っているわけでもなし、そのくせ色も暗くて可愛いわけでもないというのは、一体どういうことなんだろう?

衣装や髪型をある程度固定することで「人」としてのイメージを固定化させ知名度を上げる、というのは非常に有用な古典的手段である。AKBやももクロはそうやってきたし、ハロプロの中でも嗣永桃子が 「ももち結び」とピンクのふりふり衣装に(周囲の反対にも関わらず)固執し続けることで知名度を上げたことは明白である。彼女のイメージを広めるためにあの衣装と髪型は大いに役立った。スティーブ・ジョブスの黒いタートルネック・ニットとデニムジーンズもそうだし、医療の世界で言えば、今話題の「ユマニチュード」のおじちゃんがもじゃもじゃ頭に白のYシャツ、ピンクのオーバーオールを着ているのだってそうだろ?一発で覚えてもらうための作戦だろ?おかげさまでねじ子も覚えちゃったよ、エマニチュードさん。あ、違ったイブ・ジネストさん。もちろん「あまりにもずっと同じ」なのはつまんないけど、ある程度のイ メージの固定は必要だと思うけどなぁ。

というわけで、今のモーニング娘。に一番に合う衣装は「ステーシーズ-少女再殺歌劇-」や「LILIUM-少女純血歌劇-」で見られたような「白ロリ」だ!!


モー ニングさんよ、1年くらいいろんなロリータ衣装で勝負してくんないかな。日本のロリータ・ファッションって世界でもまれにみる特殊文化だから、クールジャ パンぶることも可能だよ。既製品そのままが嫌なんだったら、『One,Two,Three』の時みたいにロリータ・ブランドの衣装アレンジでもいいよ。あれ、BABY,THE STARS SHINE BRIGHTの服にメンバーカラーのリボンつけたアレンジだったよね!?(※ソースはこちら)あ、どうせならBABYと2年くらいがっつりタイアップしてほしいな!ふりふりのロリータ衣装でガチガチのEDMをバッキバキのフォーメーションダンスで舞い踊る少女たちって、面白いと思うよ!きゃは!ねじ子、なかなかのプロデューサー気取りチャンやな!

2014年は以上です。2015年の俺コンランキング・ハロプロ編は今のところ『愛おしくってごめんね』と『大器晩成』がワンツーフィニッシュを決める予定です。

2014年 ねじ子の俺コンランキング・楽曲編

1位 Liberty & Gravity / くるり

まいりました。今までのくるりの要素すべてを詰め込んだ一曲。情報量がとにかく多い。多すぎる。トラックはなんと90もあるという。90トラック、つまり同時に演奏したら最低でも90人いないと再現できないということだ。オーケストラか。音楽博士の岸田君が古今東西の音楽を聴きまくって、日本の民族音楽の要素も入れて、ものすごい情報量を詰め込んで作り上げた密度の濃いトラックだ。メロディも、くるりらしい攻撃的ロックメロディと、チオビタドリンク的なせつないフレーズと、多種多様な民族音楽的メロディを交互に入れ込んでいる。くるりのすべてが入っててなんだか遊園地みたいだ。

MVの映像もこれまた要素がとんでもなく多くてエキセントリックである。きゃりーぱみゅぱみゅのMVを作り続けている映像作家の田向潤さん作とのことだ。三人の衣装はスコットランドと日本とチベットあたりの民族衣装をキメラさせた謎衣装だし、ダンスも謎に満ちてなおかつかわいらしい現代創作ダンスだし、演出もわけわからんし。でも「6分間でできる『映像芸術』を突きつめるだけ突きつめてぜんぶ詰め込みまくったよ!楽しかったー!」ってことだけはよく伝わってくる。こりゃすごいや。圧倒的熱量に勝てない。この曲のダンスは振りコピするととても楽しいので、ハロヲタのみんなと一緒にライブ会場で踊りたい。ハロプロとくるりが対バンするイベントないかなー!(※絶対にありません)

音楽不況を叫ばれて久しくCDがまったく売れない時代に、よくこれだけの予算と手間暇をかけたレコーディングとMV製作ができていると思う。それが何よりも素晴らしい。その信頼と実績こそ、くるりが20年かけて積み上げてきたものなんだろう。

2位 戦闘!ジムリーダー / ニンテンドー3DSポケモンX・Yスーパーミュージックコレクションより


齢37歳にしてポケモンマスターへの道を歩き始めたねじ子です、こんにちは。あれ?ポケモンマスターへの道、ご存じないですか?ほら、日本に生まれた男子なら一度は通る、あの有名な道ですよ。最近は大人でもまだまだ毎日全力でランニングしている人もいますよね。いやあ険しいですね、ポケモンマスターへの道というのは。なんせ目標が明確に設定されていませんから。ポケモンアニメのサトシも「ポケモンマスターとは何か」という問いにいまだに答えを出さないまま、「俺はポケモンマスターになる!!」と全力で宣言し続けてますからね。あいつ20年も一体何を目指しているんだ。

世の中的に2014年は妖怪ウォッチの年だったようだが、私にとってはポケモン一色の年だった。「ポケットモンスター」のゲームシリーズがこんなに面白いとは思ってもいなかった。ポケモン関連曲も聴きまくった。なんせ20年分の蓄積があるから、がさがさ掘ってじゃかじゃか聴くのがすげえ楽しい。日本のゲームミュージックってクオリティ高いね。日本における正しいクラシカル・オーケストラ・サウンドって、実はゲームの中で発生してるんじゃないだろうか。すぎやまこういちさんの曲を聴くと特にそう思う。あ、さむらごうちさん?の曲もきっとそうだったのかな?あれ、新垣さんだっけ?まあいいや。初代からずっとポケモンシリーズの作曲家兼ゲームディレクターをしている増田順一さんの仕事がとにかく素晴らしい。

今年発売されたポケモンゲーム新作のサウンド・トラックふたつ(『ニンテンドー3DSポケモンX・Yスーパーミュージックコレクション』『ニンテンドー3DSポケモン オメガルビー・アルファサファイヤ スーパーミュージックコンプリート』)はどちらもいいアルバムだった。特に戦闘曲がいい。繰り返しに耐えるループ構造だし、余分な歌詞がないし、なによりも心が戦闘モードになって気力が沸き上がるので作業用BGMに最適だ。曲の量があるので飽きたら別の戦闘曲にすればいい。落ち着きたい気分の時は街や道路のBGMにすればいい。ねじ子が今年書いた原稿はほぼポケモンのゲームミュージックとハロプロのおかげで出来上がっている。その中でも、今年一番再生回数の多かった曲がこの「戦闘!ジムリーダー」だった。イントロの「これから強いジムリーダーが出てくるぞー!」っていうワクワク感がたまらない。おそらく単純な楽曲の良さだけなら「戦闘!フラダリ」「カイナシティ」「オメガルビー チャンピオンロード」「戦闘!マツブサ・アオギリ」あたりが上だと思うけれども、今回はシンプルに再生回数だけで評価した。

3位 プリンセス・マーガレット / 舞台『LILIUM-少女純血歌劇-』より

ねじ子の2014年ハロプロ楽曲大賞曲。まずはモーニング娘。’14とスマイレージによる舞台『LILIUM-少女純血歌劇-』が素晴らしかった。ミュージカルとして完成度が高く、劇中曲も最高だった。白と黒のゴシックロリータ衣装+キャストは女のみ(男性役は男装)+バンパイア+サナトリウム、という、少女漫画でも今時許されないコテコテの中二病世界観の中で、これまた完璧に中二病な展開の脚本がよくできていた。本物の思春期まっただ中にいる、かつ歌もダンスも上手なキャストがそれを演じることでさらなる化学反応が見られる。中二病もゴスロリもサナトリウムも吸血鬼の永久の命も思春期の焦燥感も、行き着くところまで行けばいっそ清々しい気持ちで見られるもんだな。

この作品の中では、思春期の焦燥や気の迷いをすべてまとめて「繭期」と言う。繭期のヴァンパイアを集めた、たえず雨が降る森の中のサナトリウム(もうこれだけでゲップが出るくらい萩尾望都)が舞台で、テーマはヴァンパイアらしく不老不死。いかにもでしょ。でも面白い。同じ脚本家が描いた、この話の前日譚である『TRUMP』(こちらは若手男性俳優だけの舞台)との関連性も、絶望に彩られてよくできている。末満さんにはぜひ仮面ライダーの脚本を書いてほしい。きっと武部プロデューサーが大好きなイケメンゴシックホラーによく似合うお話を作ってくれると思う。

さて、『プリンセス・マーガレット』を歌う女の子(マーガレット)は本物のプリンセスなどではなく、そこらへんの一般人、いや一般ヴァンパイアである。だけど「繭期をこじらせて」自分のことをどこかのお姫様だと勘違いしちゃっている、という設定だ。「自らをお姫様と思いこむ」気持ちは確かに当時の私たちの中にあった。それを表に出してしまう子も、確かに学年に一人くらいいた。そんなマーガレットに心酔した後輩女子が三人いて、マーガレットの取り巻きとして一緒に行動している。「エキセントリックな先輩女子への過剰な心酔」というのもこれまた思春期女子によくある症状だ。彼女たちもおそらく繭期をこじらせている。そして「自らをお姫様と思いこむ」気持ちを過剰に外に出してしまう女子に対して、他の女子は極端に冷たい。LILIUMの中でも、他の女生徒たちは強烈に醒めた目でマーガレットたちを見ている。これもよくあることである。

プリンセス・マーガレットことモーニング娘。の佐藤優樹ちゃんは激しく踊りながらも決してぶれることなく、きゅるるんボイスで完璧に歌いきっている。しかも公演中はアドリブで末尾の音程を上げたり、毎回いろいろアレンジを勝手に加えていたという。ここだけ見てるとまるでメアリー・ポピンズみたいだ。まーちゃんは道を踏み外さなければジョリー・アンドリュースになれる逸材だと思う。道を踏み外さなければ。道を踏み外さなければ。

他のハロプロ曲に関してはハロプロ俺コンランキングを近いうちに書きます。

4位 怪盗ミラクル少年ボーイ / アルカライダー

突然だが、ねじ子が思う「いいアニメソングの条件」「いい主題歌の条件」は以下のようなものだ。

1)きちんとタイトルを連呼
2)きちんと決めぜりふor必殺技をシャウト
3)ある程度内容に言及した歌詞。教訓的だとなおよし。
4)子供が一緒に歌える歌詞のわかりやすさと舌節のよさ
5)熱ければ熱いほどいい
6)頼むから音痴だけはやめてくれ。子供の耳の音程が狂う。音痴で許されるのは「風の谷のナウシカ」の安田成美だけだ。なんのゆかりもない音痴の有名人が歌うのがいちばん最悪。

この条件を満たすアニメソングを私は心底愛している。ゆえに歴史上で一番好きな理想のアニメソングはこれだ!

『目指せポケモンマスター』

ちなみに一番好きな理想の特撮ソングはこれだ!

『宇宙刑事ギャバン』

どちらも最高。先ほど上げた「いい主題歌の条件」をパーフェクトに満たしている。

そして月刊コロコロで連載中の謎解き漫画をアニメ化した『怪盗ジョーカー』のオープニング曲がとても素晴らしい。とくに4)子供と一緒に歌えるところがいい。「怪盗ジョーカー」にふさわしく、歌詞の中に謎解きが含まれている点も面白い。歌っているアルカライダーという人たちはこの曲がデビュー曲らしいのだが、ネットでいくら調べても何者なのかよくわかんなかった。「なんだか今時っぽい人たちだな」ってことしかわからん。

5位 ようかい体操第一 / Dream5

6位 ゲラゲラポーのうた / キング・クリームソーダ


もう何も言うまい。私が今更紹介する必要も、もうあるまい。Dream5のことをそんなふうに語れるようになったことは素直にうれしい。2012年の東京おもちゃショーで静かな数人の子供客相手に「たまごっち」の歌を必死に歌っていた彼らがやっと報われた。当時から彼らは生歌が上手く、全力で踊っていた。でも、私が2012年の俺コングランプリで抱いていた願い(このまま飼い殺しにされないでほしい)が果たして叶えられるのかどうかは、まだわからない。とりあえず年明けからアニメのエンディング曲がニャーKBに変更されるというニュースを聞いて、ねじ子は絶望にうちひしがられている。あーあ。どうしてそういう愛がないことをするかなAvexは。いや電通か?誰であろうとけしからん。売れた瞬間に取り上げるなんて、ひどいよ。なんでそういうことするかな。ねじ子なら向こう5年間はDream5を使い続けるよ!キング・クリムソーダはいいんだよ、あいつら大人だろ。粋も甘いもかみ分けてんだろ。でもことりちゃんとあきらきゅんは、まだ高校生なんだよ!あんまりあこぎなことしてやるなよ!彼女らの未来に幸多きことを心より願う。

7位 クロスマイハート / おはガールふわわ

ももち目当てで見始めた「おはスタ」で案の定おはガールにはまった。

今年のおはガールのテーマは「けん玉をがんばること」である。それはつまり番組の一番のスポンサーであるバンダイが発売中のけん玉「KDX」の宣伝とイコールなのだが、まあ非常にがんばっている。生放送中にけん玉を披露するコーナーが毎日のようにあり、時に失敗して、気の強そうなおはガールが泣いちゃったりするわけである。泣きながらも気丈に次のコーナーをやったりするわけである。ねじ子はそれを見てすぐにキュンとなっちゃうわけである。ダメな人。ねじ子は目標に向かって真摯に努力している女の子にひどく弱い。

この曲をショッピングモールなどのイベントで披露するときは、間奏の間に客席のちびっ子と一緒にリズミカルにけん玉をやる。そのリズムが大変心地よい。この曲を聴くときは是非一緒にけん玉をやりたい。あ、これバンダイの戦術の通りだわ。ちくしょう。それにしても、おはガールは昔からいい曲をもらってるな。

おはガール メープル with スマイレージ 『マイ・スクール・マーチ』

8位 EARNEST DRIVE / 松岡充

今年はニチアサが不作だった。女児向けアニメも不作だった。あんなに好きだった「プリキュア」も「ジュエルペット」も途中で脱落してしまった。うー、4月まで長い。妖怪ウォッチの大々的ヒットは、そこらへんの低年齢女児向けおもちゃに流れるべきだった財布をゲットできたことも一因にあると思う。

さて、そんな中9月から始まった「仮面ライダードライブ」のオープニングは久しぶりにいい。好き。先ほどあげた項目のうち4)子供が一緒に歌うのだけは難しいかもしれないけど、それ以外は完璧だ。仮面ライダー・エターナルこと松岡充さんの熱い巻き舌歌唱も素晴らしい。エターナルとしてまた映画にも出てください。

次はハロプロ俺コンランキングでお会いしましょう。