夏のコミケありがとうございました。私の参加した3日目は史上まれに見る暑さと、普段と違うイベント形式で不測の事態が多かったことが不幸にも重なり、待機列から熱中症搬送が相次ぐ事態になってしまったようです。東駐車場待機列の現場で救助活動をされた医療関係者の皆様(おそらく全員が一般参加者の立場だったはずです)には、本当に頭が下がります。大事に至った患者さんがゼロであったのは、すべて彼らの尽力のおかげです。どんなに感謝しても足りません。コミケを守ってくれた英雄です。マジで。ありがとうございます。
ねじ子の次のイベント参加は冬のコミケの予定です。4日間開催が続くため2019/12/30になります。大みそかではありません。終わったあとにハロプロ楽曲大賞にもハロプロカウントダウンにも行けます。やったね!
コミケもコンサートも仕事も学校行事もイベントも東京周辺の何もかもが、オリンピックまでは望まぬ形の変化や不測の事態が続きそうでうんざりしていますが、知恵と勇気でなんとか乗り切っていきましょう。これは自分に言い聞かせています。(2019/8/26)

『ねじ子の重症熱傷』、なんと表紙を盛大に誤植していました。重症熱「症」ではありません。重「症」熱「傷」です。いやあぁあぁあぁあぁああああ!こんなに派手な誤植をするとは!!不覚!

「実は表紙って誤植の確率が高いんですよ。よーく注意して見なくちゃいけません!」と『ナース専科』の編集さんが表紙カバーの色校を見ながら深夜の編集部で教えてくれたことを思い出します。新聞や雑誌の誤植も「見出し」が一番気が付きにくいって言うしね。いやー、大きすぎるミスって、意外とスルーしてしまうものなんですね。てへへ。本当にすみません。
それを受けて、表紙はこのように直しました。

『ねじ子の重症熱傷』はチャリティ目的であり、かつ読者の皆様に知識を共有してもらうのが目的でもあるので、しかるべきのちにwebでPDFを全公開しようと考えています。コミケで購入してくださった方々に不誠実とならないよう、ある程度のウィンドウ期間を設け、かつ今回は『収益』ではなく『売上』金額で寄付をすることにいたしました。
コミケで『ねじ子の重症熱傷』を購入して下さった皆さんは、京都アニメーションに500円を寄付された計算になります。webで『ねじ子の重症熱傷』のPDFを読んだ方は、読後に気が向いたらご自分なりの任意の額を京都アニメーション様に寄付してくださると嬉しいな。(2019/8/25)
二冊目の新刊 『ねじ子の重症熱傷』
A5/16p/コピー/500Yen

この本の収益は全額、この度の火災にて被害にあわれました京都アニメーション様に寄付いたします。
内容的には『令和医療手技図譜 重症熱傷編』または『人がやけどで死ぬワケを考えてみた』って感じです。チャリティです。コピー本です。

京アニの火災以来、私自身がどうしても心の中に抱えている犯人への憤り、失われたものの大きさとかけがえのなさ、圧倒的な理不尽に対して何もできない無力感を何とか昇華したいと思って作りました。
※収益全額に私個人からの募金をプラスして、京都アニメーション様の支援金預かり専用口座に直接寄付する予定です。(2019/8/10)
2019/8/11 東京ビッグサイト
西き-44a「ねじ子アマ」
★新刊は
- 『平成医療主義図譜 針モノ編 改』A5/148p/1000円 紹介はこちら。
- 『ねじ子の重症熱傷』A5/16p/コピー/500円 紹介はこちら。
※『ねじ子の重症熱傷』はコピー誌です。チャリティです。この本の収益は全額、この度の火災にて被害にあわれました京都アニメーション様に寄付いたします。
★色相環一周記念・全巻セット
- 『平成医療手技図譜』全巻セット 12冊/10000円

これプラス新刊の『針モノ編 改』になります。計12冊セット
色相環一周を記念して、全巻セットを作りました。
『針モノ編』『管モノ編』『手術編』『救命救急編』『夜間外来編』『診察編』『神経編』『精神編』『心療内科編』『手術編 改』『針モノ編 改』の全12冊(+おまけ)のセットです。10000円で、バラで買うよりも安いです。救命救急編と手術編の在庫の関係で「限定3セット」の販売になります。これまでの『手技図譜』をまったく持っていない方はこの機会に是非どうぞ。
★その他の既刊
『平成医療手技図譜』
- 針モノ編 800円
- 管モノ編 1000円
- 救命救急編 在庫なし
- 夜間外来編 1000円
- 手術編 在庫なし
- 診察編 1000円
- 神経編 1000円
- ICU編 1000円
- 精神編 1000円
- 心療内科編 1000円
- 手術編 改 1000円
- 『救外戦隊ネラレンジャー』600円
- 『現着!QQQ ー病院に着く前にー』1000円 紹介はこちら。
いずれも少部数ずつ持ち込んでいます。机の上にない場合はお声掛けください。
熱中症に気をつけて一日を乗り切りましょう。
※なお、商業誌『ヒミツ手技』『ぐっとくる』と同人誌『平成医療手技図譜』はこのような関係になっています。わかりにくい方はこちらを見てチェックしてください。

★ 2019夏コミ 新刊その1

『平成医療主義図譜 針モノ編 改』
A5 148ページ 1000円
13年前に作った『平成医療主義図譜 針モノ編』の改訂版になります。時代に合わせて変わったやり方や、『ねじ子のヒミツ手技1st』のために手を加えた部分を、同人誌にも加筆修正しています。
目次
・採血
・点滴(輸液ポンプ・シリンジポンプ・閉鎖式ライン 含む)
・注射
・動脈採血
・中心静脈カテーテル
・動脈ライン
・骨髄穿刺
・腰椎穿刺
今回新たに描き下ろしたのは「閉鎖式ライン」、そして一番大きく加筆修正したのが「中心静脈カテーテル」です。滅菌ガウンと大きい滅菌ドレープを掛けて行う「マキシマル・バリア・プリコーション」と、リアルタイムにエコー下で穿刺する技術「リアルタイムエコー下CV」を詳細に描き下ろしました。


50ページも増量した結果、計148pになっちゃいました。分厚い。

実は『平成医療手技図譜』の表紙の色は色相環に沿ったグラデーションになっております。
赤い表紙の『針モノ編』から始まり、だんだんに紫、青、緑、黄色と巻を重ね、平成の終わりにまた『針モノ編 改』を出すことで色相環を一周しました。やったね!最後まで誰も気付いてくれなかったけど!私は13年かけてまた始まりの赤に戻ってきました。血液の色であり、医者の色です。アイドルならセンター、戦隊なら主役です。
次は令和という時代が来るそうです。令和の時代でも東京ビッグサイトで皆様にお会いできることを願っています。
※そして今回はもう一冊、コピー本を今まさに作っています。また告知しに来ます。(2019/8/10)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年末のコミケではありがとうございました。
持ち込んだ新刊は想定していたよりも早く売り切れてしまいました。
足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。
『現着!QQQ』はうちにまだ在庫があるので、夏のコミケにも持参する予定です。
入りきれなかった続きのぶんも『現着!QQQ 2』として、近日中に出したいな。
次の参加は(抽選に受かれば)夏のコミケの予定です。
初の4日間開催ですね。私は3日目、8月11日に参加予定です。
一般参加がリストバンド制になったり、コミケットプレスがなくなったり、南館という新しいエリアができたり、バズ狙いの有名人が次々と参戦したり、いろいろなことが起こりいろいろなことが変わっていくコミケですが、きっと中の人たちの熱気と人情と創作意欲と変態性だけはあいかわらず受け継がれていくことでしょう。私はそれを信じています。
(2019/1/9)
2019/12/31 東京ビッグサイト
[東2ホール] O-19b「ねじ子アマ」
新刊は『現着!QQQ ー病院に着く前にー』です。紹介はこちら。
- 『現着!QQQ ー病院に着く前にー』96ページ 1000円

既刊について。
今回は平成最後のコミケということもあり、『平成医療手技図譜』はこれまでの既刊すべてを少部数ずつ持ち込みます。机に出ていない場合はお声かけください。
『平成医療手技図譜』
- 針モノ編 800円
- 管モノ編 1000円
- 手術編 1000円
- 救命救急編 1000円
- 夜間外来編 1000円
- 診察編 1000円
- 神経編 1000円
- 精神編 1000円
- 心療内科編 1000円
- 手術編 改 1000円
今のところ『平成医療手技図譜』は以上10種です。
平成が終わった後のタイトルはこれから考えます。
なお、商業誌『ヒミツ手技』『ぐっとくる』と同人誌『平成医療手技図譜』はこのような関係になっています。
わかりにくい方はこちらを見てチェックしてください。

こちらも少部数持っていきます。
以上です。とても寒いですが凍傷や低体温症にならないように楽しんでいきましょう!(2018/12/30)
久々に、マンガと文章の本を作りました。
『現着!QQQ ー病院に着く前にー』という本です。
★ 2018冬コミ 新刊

『現着!QQQ ー病院に着く前にー』
96ページ 1000円
現着は「げんちゃく」と読みます。「現場に到着」という意味です。QQQは「救急のクイズ」がベースですが、なにか同じものが3つ揃うと特別なできごとが起こるような気がしませんか?そんな感じです。
119番が鳴り、救急車が呼ばれ、救急隊が現場に着いてから病院に着くまでの間。短いようで、当事者には永遠のように長く感じられる、あの時間。その間に必死に頭を働かせて考えること。そんな内容をクイズにしました。
もともとは、救命救急士さん・救急隊員さん向け実務情報雑誌『プレホスピタル・ケア』2011年8月号~2014年2月号にて連載した原稿です。今回加筆修正をし、第1話から9話までをまとめました。実は半分くらいしか入らなかったので、どこかでもう一冊出す予定です。
救命救急士の秋山くんと、その幼なじみで特撮オタクの外科医・辻先生による掛け合い医療マンガをお楽しみください。先生によるクイズののちに、解答編となる会話文が続きます。
何を言ってるかよくわかんないと思うので、以下にサンプルをのせます。


収録内容はざっとこんな感じです。
(目次自体がクイズの答えのヒントになってしまうので、順番は本編と変えています)
・高所からの転落
・頭部外傷
・夜間の呼吸困難
・女性の腹痛
・指の切断
・吐血
・熱傷
・おもちの窒息
・動いていく皮疹
・熱中症
・酔っぱらいへの対処 etc
救命救急士さん向けの連載であったこともあり、搬送時の判断に迷う症例を多めに扱っています。救急車が呼ばれた現場で、救命救急士さんたちは救命作業を行いつつ、重症度にあわせてどの病院に搬送するかを決めています。これはたいへんな作業です。現場でできる検査なんてほとんどないし、状況は刻々と変わるし、患者さんやご家族にやいやい言われることもあるし、カメラを構える無責任で邪魔な野次馬も多いし。短い時間の中で、むずかしい判断を日々迫られています。頭が下がります。そんなみなさんの助けに少しでもなれればと思いつつ、本をまとめました。事故や急病に居合わせた一般の皆さんの病院選びの判断の助けにもなると思います。ちなみに私は久しぶりに特撮ネタがたくさん描けて楽しかったです。(2018/12/30)
冬のコミケ受かっていました。やったあ。12/31大みそかです。評論・情報ジャンルの医療島にいます。よろしくお願いいたします。
コミックマーケット95
2018年12月31日月曜日 東地区 “O “19b
サークル「ねじ子アマ」
コミケWebカタログにてサークル情報ページ公開中です。
平成最後の冬コミですね!新刊を準備したい!したい!したい!(2018/11/11)
平成も終わるので、ねじ子の発行同人誌『平成医療手技図譜』の一覧を作ってみました。


こちらの二つを商業誌化したものが『ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson』です。



こちらの二つを商業誌化したものが『ねじ子のヒミツ手技 2nd Lesson』です。


こちらを商業誌化したものが『ねじ子のぐっとくる体のみかた』です。


こちらを商業誌化したものが『ねじ子のぐっとくる脳と神経のみかた』です。

さらに、



こちらの二つを商業誌化したものが『ねじ子のヒミツ手技 #(シャープ)』です。

さらにまだ商業誌化されていないのが以下のふたつです。


こちらも商業誌化の予定です。現在進行中。
全部一枚の画像にまとめるとこうなります。

平成最後のコミケなので、次の冬コミには全種類を少しずつ持ち込みできたらいいな。コンプリート勢の皆さまの要望により添えるようにしたい。(2018/10/3)
« 新しい記事
過去の記事 »