佐賀大学美術館で開催されている
『知られざる メディカルイラストレーションの世界-描かれた からだの神秘-』展 に、漫画とイラストを出展させていただきました。

日本でメディカル・イラストに特化した展覧会を開催するのは史上初めてとのことです。そんな貴重な機会にお声をかけていただき、大変感謝しております。
詳細はこちらです。会期は7月17日(金)~8月23日(日)、観覧無料です。→佐賀大学美術館のHP
佐賀大学美術館メディカルイラスト展示会さんのfacebook に、内部の写真も載っています。
ねじ子もとても楽しみにしています。早く見にいきたい!(2015/7/24)
ナース専科2015年5月号に参加しました。


「ねじ子とパン太郎の人工呼吸器解体新書」という名の特集です。私の記事は、人工呼吸器の「おおざっぱな仕組み」と「おおざっぱな設定」をイラストと文章で解説する内容となっています。他にも、人工呼吸器アラームへの対処法・モニター心電図の不整脈への対応といった関連特集があり、どれも新人の増える春にふさわしい充実した内容です。ぜひお手にとってご覧ください。
※昨年の冬コミで発行した同人誌『平成医療主義図譜 ICU編』の人工呼吸器の章から一部を抜粋し、加筆修正したものです。同人誌をすでにお持ちの方はご注意ください。
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電子書籍でも読めるようです。電子派の皆さんはこちらからどうぞ。

『サイエンス・ブック・トラベル 世界を見晴らす100冊』という本に、文章とイラストを寄稿しました。2015年3月24日に河出書房新社さんから刊行されています。「シロウトでも科学の最先端がわかる一冊を紹介する」というコンセプトを元に、本を3冊紹介しています。イラストも1点描き下ろしました。
昆虫・深海・宇宙・生命・心理学まで、幅広いジャンルから集められた気鋭の科学者たち30名による豪華ブックガイド、とのことです。できあがった本を見て驚きました。確かにみなさん新進気鋭の科学者ばっかりだ!教授だの准教授だの、そうそうたる面子の最先端の科学者たちが歴史に残る名著をご紹介されているなか、一人で3冊中2冊もマンガ本を紹介している私。昼寝中のマンボウのように周囲から浮いています。そりゃあもうプカプカです。イラストにカケアミトーンを嬉々として貼っている場合ではなかったか!まあでも、こういう仕事をするために私が呼ばれたんだんだろうから、いいよね!きっと大丈夫だよね!うん!
Amazonはこちら。科学書のブックガイドとしてぜひどうぞ。(2015/3/31)

パン太郎のナースウォッチができました。やったあ!嬉しい!ねじ子、ナースウォッチ大好き!白衣のポケットにぶら下げたまま読めるように、天地が逆だよ!ナースウォッチの伝統だね!プラスチック製のスパイラルと、金属チェーンと両方付属しているから好きな方で使ってね!ねじ子は金属チェーンが好きだよ!
購入はpure nurseさんのサイトから↓
http://www.purenurse.com/products/detail.php?product_id=10822
とても可愛いらしい仕上がりです。限定200個販売とのことですか、はたしてどのくらい売れるのかさっぱりわかりません。ねじ子は自分で使う気マンマンなので、すでに大満足です。ピュアナースさん、本当にありがとうございます。

ちなみにノリノリでいっぱいアイディアを出したから、ボツ案もたくさん生まれたよ!ボツ案はこちら!

ところで、ナースウォッチのアナログ文字盤の外に描いてある計測目盛のデザインってとてもおしゃれですよね。機能美を感じます。でもねじ子は現場であの目盛りを使ったことないや。今回、絵を描く機会にあたってちょっと調べてみました。

脈拍だったのか……。知らなかった。患者さんの手首の脈拍をさわりながら、使うものだったんですね。確かに「15秒測って4倍にする」っていう従来の方法は、暗算が少し面倒ですもんね。なるほどなぁ。(2015.3.27)
ねじ子のLINEスタンプが発売されています。
医療従事者(特にナースさん)が使いやすいように特化したイラストを、たくさん書き下ろしました。こんな感じです↓

ねじ子のお気に入りは、同人イベントに参加中のパンダと、コンサートでヲタ芸をしているパンダと、徹夜明けで朝日がまぶしいパンダです。ここらへんは完全に自分の趣味で作りました。私用で使います。むふふ。医療従事者の皆様もそうでない皆様も、ぜひぜひご利用ください。
ねじ子のLINEスタンプが発売されています。
『ねじ子のヒミツスタンプ 1st Lesson』です。
医療従事者(特にナースさん)が使いやすいように特化したイラストを書き下ろしました。
詳しくは以下のエントリーで。
2014年11月14日、一般向けの健康書として『人が病気で死ぬワケを考えてみた』という本を出すことになりました。主婦と生活社さんです。1000円に消費税がついて1080円です。タイトル通り、人がなぜ病気で死ぬのかを書きました。夏のコミケで出した『ドキッ!こういうのが死因なの?』に加筆修正したものです。

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①ワクチンと抗生物質が発見されるまでは人類の死因のほとんどを占めていた「感染症」
②現在の日本人の死因のトップである「がん」
③日本人の死因2位である心臓疾患と死因3位である脳血管疾患をひきおこす「生活習慣病」
この3つについて、それらがどう発生し、どう治療し、それでも治療が効かなくなって死んでいってしまうのかを、イラストと文章をまじえて描きました。病気なんてこの世に存在しないかのように暮らしている若い方々にも「ためになる雑学」として読めますし、今まさに必死に闘病している方やそのご家族にも、きちんと読んでいただける内容を目指しました。
当初は、私が看取っていった、がんで亡くなった患者さんたちのことを思って描いていました。2014年3月につんく♂さんが喉頭がんであると発表されてからは、勝手につんく♂さんのことを考えながら描いていました。そして2014年夏、エボラ出血熱がアウトブレイクをむかえ、にわかに「感染症」が注目トピックになっています。当初は「感染症のページ数がずいぶんかさばっちゃったけど、大丈夫かな。今どき感染症じゃあまり人は死なないし、読者さんもそんなに興味ないだろうな……」と思っていたのに、世の中わからんものです。
一般書を出すのは初めてなので少し緊張しています。うー、心臓がポクポクしてきた。あ、もちろんこれまで私の本を読んでくださっていた医療従事者の皆さんにも、勉強になるし楽しめる内容になってますので、ぜひご一読ください。
『人が病気で死ぬワケを考えてみた』という本が一般書で発売になります。2014年11月14日です。
詳細はこちらのエントリ参照。
『ねじ子とパン太郎のモニター心電図』が2014年3月23日に発売になりました。
『初心者のためのモニター心電図』を大幅に改訂したものです。前作『初心者のためのモニター心電図』はイラスト提供のみでしたが、今回はそこそこ文章も書いて、絵も描いて、編集にも参加したので、共著扱いになっています。基本的にはナースさんのための、白衣のポケットに入れて持ち歩く本です。
ねじ子オススメは「心筋梗塞の部位診断」のところです。他の本にはない内容になっていると思います。心筋梗塞が起こったときに、心電図を見て「心臓のどこらへんが死んでいるか?」、さらに発展して「では心臓の血管のどこらへんがつまったのだろうか?」を考えるために必要なイメージをたくさん盛り込みました。本書は基本的にナースさんのための本だと述べましたが、PART 1の「心電図のおおざっぱな読み方」およびPART 3の「心筋梗塞部位診断」は、医学生や研修医にも十分役立つ内容になっていると思います。
内容変更にあわせてタイトルも変わりました。不肖ねじ子も嬉々として企画会議にタイトル案を出しまくりました。『ミニマムモニター心電図(略してミニモニ)』、『プッチモニター心電図(略してプッチモニ)』、『ハロー!モニター心電図(略してハロモニ)』、『ドキッ!こういうのがモニター心電図なの?』、『一億三千万総モニター心電図王国』の計5つ。もちろんすべて軽く一蹴され、シンプルかつ無難でわかりやすい『ねじ子とパン太郎のモニター心電図』というタイトルに落ち着いています。世の中って世知辛いですな。いや、これが普通なのか。こういうタイトルが平気で通るハロプロの企画会議がどうかしているのか。アバンギャルドでうらやましい。
装丁・デザインは、小さい本に付箋を貼ったイメージを目指しました。付箋に貼ってある番号をたどって読めば、ゲームブックのように様々なストーリー分岐を楽しむことができます。もちろん頭から順に読んでいってもかまいません。とっても可愛い装丁をして下さったデザイナーの宮内佑さんに感謝です。
『ねじ子とパン太郎のモニター心電図』が2014年3月23日に発売になりました。
『初心者のためのモニター心電図』を大幅に改訂したものです。詳細はこちらのエントリ参照。
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