加護ちゃんが解雇された夜に、I wishのPVを一人で観ていたら涙が出てきた。
あの頃のモーニング娘。は輝いていた。全員が奇跡的なほどに可愛く、やる気もあり、自信と尊厳に満ちていた。彼女たちの歌の歌詞ではないけれど、未来がピ カピカと輝いて見えた。入ったばかりの四期の面々は初々しく、無垢で愛らしかった。これからいいことがいっぱいあると信じることができた。
良い曲は、その曲が流行っていた当時の自分を思い出させる。当時の私は何もなく、頭だけが無駄に先走っている鼻持ちならない学生だったけれど、それでも「未来は無限である」と無駄に信じていた。いや、自分がそう「信じてる」ことすらも自覚しないほど、自明のことだった。
それから六年がたち、モーニング娘。にはもう吉澤ひとみちゃんしか残っていない。そのよっすぃーももう卒業する。卒業してソロをやっているみんなは、正 直、当時ほどの成功を収められていないように思う。スキャンダルにまみれてしまった子も、外見が変わってしまった子もいる。そして、加護ちゃんはいなく なってしまった。あんなに輝かしい未来を持っていた子が。
モーニング娘。やそのファンが当時見ていた未来は、こんなものではなかったはずだ。少なくとも私はそうだった。これが最善の努力を尽くした結果だと分かっていても、失っていったものの大きさに愕然としてしまう。
私自身だって、当時漠然と信じていた素敵な未来像に、今なれているわけでもない。むしろ逆だ。矮小な人間になってしまったと思う。それが未来というものであり、夢であるとわかっていても、悲しくて涙が出た。(2007/3/27)
吉澤ひとみちゃんが卒業したらいったい誰を応援していいのか分からなくて、途方に暮れていたら、先日新しい娘が入荷しました。
モロ私好みです。
さすがつんく♂。痒いところに手が届く男だ。
これであと5年は飯を食って行けそうです。(2007/3/2)
2006年・俺コンランキングはこれだ!!
※俺コンランキングとは2006年に見たり聞いたりしたものの中から勝手に自分内でランキングを付けたもの。独断と偏見に満ちている。しかも必ずしも2006年に発表されたものではなかったりもする。
2006年俺コンランキング・書籍編。
第1位 DEATH NOTE
第2位 よしながふみさんの作品郡
第3位 該当無し
1位は美しく終わったデスノートに。引き延ばし工作などいっさいしない無駄のないストーリーテリングと、綻びの一切見えなかった(ジェバンニの天才的な復 元能力以外)理論構成を、週刊少年ジャンプという「そういうことがもっともやりにくそうな土壌」で行いきったこと。やはり偉業だと思う。
2位は、10年前の同人誌時代から名前だけは知っていたのに、なぜか読んでいなかったよしながふみさんの漫画を。「なんでこれまで読んでなかったんだ!! 私の馬鹿!」と叫んでしまうほど衝撃を受けた。ボーイズラブが読める人なら、「ジェラールとジャック」および「一限目はやる気の民法」(ただし第一巻の み)を読んでみて欲しい。起承転結とコマ割りの演出が見事です。
2006年俺コンランキング・音楽編。
第1位 アンジェラ・アキ「kiss me goodbye」
第2位 David Bowie「ロックンロールの自殺者」
第3位 月島きらり「恋☆カナ」「バラライカ」
次点:宇多田ヒカル「This is love」およびアルバム「ULTRA BLUE」
アンジェラアキは、もろタイプの女性だ。すみません。眼鏡っこ大好きでごめんなさい。あのざんばらの髪も顔も黒縁眼鏡も徳島弁丸出しの喋りも歌番組等で見せる気さくなキャラクターも大好きです。ふが。
2位は、またもや「どこが今年だ」という作品。聞くたびに泣いてしまいそうになる自分。中二病発症か。
月島きらりちゃん改め久住小春ちゃんは、あやや亡き後(いや、死んでないんだけど、100%アイドルサイボーグからは降りてしまったように見える。情緒的 な歌しか歌わないしさ。とっても悲しい。)私が個人的に待ち焦がれている天真爛漫陽気完璧アイドルコマンドーになれそうな予感がする。嬉しい。来年に期待 したい。ちなみにモー娘では最近ガキさんがマジで可愛くなってると思う。(2007/1/12)
ガンプラコレクションを 箱で買った。箱で買えばコンプリートできるという話を(2ちゃんで)聞いたので、当然のように箱で買った。いや、いい出来だと思う。これで3000円なら 許せる。当時と同じパッケージで1/2にした、というのは大きいお友達相手の商売として、非常によく考えてある(大きいお友達はフィギュアや食玩をいっぱ い持ちすぎているため場所がない)。だがしかし。ボックス買ってダブる二個がアッグガイとマゼラアタックって、それどうよ!?あぁ?大きいお友達なめてんのか番台&サ●ライズ!?この間箱で買ったそれいけ!ケロロキッズでありますはダブりがケロロとギロロだったのに!「やればできるじゃん番台&サン●イズ」と思ってたのに!ガンダムなら大きいお友達がいくらでも買うと思ってるだろ!あこぎな奴らめ!!いくらでも買うけどな!!(2007/1/1)
無事に冬のコミックマーケットが終わりました。ここを見てくれた医学生が3人くらい買っていってくれるだけだろうと思っていたらなーんとなんと、一般の方 と思われる皆さんがいっぱい、いっぱい買ってくれました!皆さんに感謝!!ていうかこんなマニアックな本を買ってくれるなんて、皆さん大丈夫なんでしょう か?読めました?無事に完売して驚愕しております。
次は春のイベントのどれか(HARUコミックか、スーパーコミックシティか、コミティアあたり)に出たいです。
体力がなかったので14時頃帰ってしまったのですが、16時の閉会時、米沢代表の黙祷があったそうですね…。黙祷したかった…。本当に勿体ない。もっと元気でいていただきたかった。
私たちの最大の遊び場を、周囲のどんな圧力にもめげす、守り続けてくれた偉業に感謝します。…やっぱり喫煙は体によくありません!勿体ない!!!
4年前の疑惑の判定による予選敗退から幾星霜、ようやっとポルトガルが陽の目を浴びてきた。「さすがにそろそろ負けるんだろうな、フィーゴたんの最後の勇 士、目に焼き付けておこ」とオランダ戦でもイングランド戦でも思いつつ見ていたのが、なんだかんだで勝ち進んできてしまった。嬉しいが、おかげさまで毎日 が徹夜だ。苦しい。
あのユニフォームのワインレッド色が素敵。プレースタイルも素敵。なによりフィーゴたんの「ちょい悪オヤジ」ぶりがたまらなく素敵。私はフィーゴたんさえ 見られれば大満足なのだが、クリロナの若造ぶりもこれまた愛らしくて良い。デコのパスセンスとゲームメイクも最高。石野卓球にしか見えないけ ど。(2006/7/12)

トリノオリンピックの最中は、常にNHK・BSをつけっぱなしにしていた。
ある日の夜、家に帰るとカーリング女子・日本対ロシア戦が行われていた。日本の女の子達はみな若く、美しく、仲が良さそうで女子校の部活のようだった。カーリングのルールを全く知らない私は、とりあえず日本の選手を覚えようと一人一人にあだ名を付けていった。
まず円の方にいて指示を出している人。一番偉いみたいなので「部長」。部長と相談して、部長が投げる時は円の方にいる人。部長の次に偉いみたいなので「副 部長」。あとは下っ端の部員。「東北娘」と「美人さん」と「控えの可愛い子」。(「美人さん」は、実況の熱いプッシュのせいで後に「マリリン」というあだ 名に変わったが。)
見ていると部長の一投がかなり得点にひびくスポーツのように思えた。部長、これは重圧だなぁ。だからこそ一番偉い人が最期に投げるんだろうな…などと考えていたら、日本部長の顔がどんどん半ベソになってきている。おい、大丈夫か!?本気で心配になった。投げる前から半ベソの部長を見ていると、何だかこっちまで、だんだんいたたまれない気持ちになっていく。
絶対に失敗しちゃいけない一番で、失敗してしまった記憶。誰の心にも必ず一つはあるだろう。浪人のセンター試験で、これまで失敗したことがない数学 で失敗したこと。○○医大の面接の日、道に迷って遅刻したこと。逃げ出したくなるような重圧の中で行動して、失敗してしまった記憶。その恐怖が私の脳裏に 蘇ってくる。「投げる前から半ベソ」の部長は、見てるだけでこっちの心臓を痛くさせた。そして本当に失敗してしまった後の表情は、見ていられなかった。
日本はロシアに逆転負けしてしまった。その後何試合も、部長の半ベソは続いた。
カナダ戦は良い試合だった。私は素人なので、カナダがどのくらい強いのかは良く知らない。ただカナダに旅行したとき、本当に至る所にアイスがあることに驚いた。スウェーデン戦もイギリス戦も徹夜して見た。そして、部長は勝ったときも嬉しいときも常に半ベソな のであった。大事なショットの前は、こっちも心臓が掌で握りつぶされるかのような気分になるが、それが決まった後はこちらも自分の事のように嬉しくなる。 解説のおっさんが泣くのも当然であった。私もスイス戦後に人生で初めて偏頭痛を起こしてしまった。プレーオフの重圧に押しつぶされて試合中に偏頭痛を起こ したシカゴブルズのスコッティ・ピッペンを思い出したよ。私は何もしていないのになぁ。次起きたらカフェルゴット内服だよ。嫌だなぁ。
部長は辛いときも怖いときも嬉しいときも半ベソ。そして副部長は常に冷静で、有効ショット率は100%で、そんな部長を常に支えていた。
女性だけの集団というのは難しい。自分が女なので、よけいそう思う。特にこの年代の女(20代後半)は、みな人生の目標がバラバラで、しかもことご とく目標に(必要以上に肩に力を入れて)邁進しているから、友情を保つのがどんどん難しくなる。専業主婦・子持ち・バツイチ・仕事バリバリ・フリーター・ ニート・夢追い人。徐々に会話が合わなくなり、お互いが会う機会も減ってゆく。下手をするとお互いの人生を馬鹿にし、足を引っ張り合うようになる(その最 たるものが女性週刊誌だ)。そしてそんな孤独な女のそばに残るのは、大して好きでもない彼氏一人だったり。「こんな年だし、親も年だし、貴男しかいない し…」らーらー、らららー。あぁ書いてて辛くなってきた。
でもこの二人は違う。お互いの夢にかけ、お互いを頼り合って、貧乏の中でも二人で生きてきた。故郷からも離れた寒い国で。それどこの青春アミーゴ? 奇跡のような女二人の友情に、心が洗われる思いだ。私はそれをどこに置き忘れてきてしまったのだろう?私にもあったはずなのに、そういう友情が…。
というわけで「歩と弓枝は二人で一つ」なので、今、最も心配なのは「二人そろって引退してしまうこと」だ。私はもう少し貴女達を見ていたいよ。続け て欲しいなぁ。生活苦で続けていられないと言うのなら「おんどりゃワシが二人そろって嫁に迎えて好きなだけカーリングやらしたるわい!!」などと剛毅にも 考えたが、あいにく日本には重婚制度がないうえ、よく考えたら困ったことに私も女なので、何もできずカーリング協会になけなしの金を寄付するだけなのであった。カーリングバナナも関東じゃ売ってないしなぁ。トホホ。
医学生の皆さんには全く関係のないトップ絵でごめんなさい。カーリングチーム青森、日本選手権優勝おめでとうございます。あぁ私も仕事と確定申告さえなけ れば、青森まで観戦に行ったのに。でも2chの皆さんがネット上で最高の実況をしてくださったお陰で、週末は楽しいスポーツ観戦三昧の日々を過ごしまし た。地上波とは全く関係のないところで。
青森には行けないけど渋谷には行ける関東人のねじ子は、シムソンズを見てきましたよ。でもどの娘が誰なのかよくわかりませんでした。というわけでトップはシムソンズコスの小野寺さん&林さんです。
しかもここに収まりきれないくらい筆が滑った。もっと見たい奇特な人はこちら。
カーリングに熱中しすぎて寝不足になり、片頭痛を起こしたねじ子です。いやぁ片頭痛ってホントに目がキラキラ眩しくなって視野の半分だけが見えなくなるんだネ!これが片頭痛前兆の閃輝暗点ってヤツか!教科書通りでちょっと感動したけど、頭痛いのはマジ勘弁だヨ!!
小野寺さんと林さんが顔を寄せ合って相談をするたびに胸がキュンキュンしてたまりません。(2006/03/01)
2006年頃にphotoshopにて漫画っぽいものを描くために参考になったサイトリンク集。
- ねこまたぎくらぶ
銀河英雄伝説マンガ版などを描いていらっしゃる漫画家・道原かつみ先生のサイト。 ここのPhotoshopテクニックは、どんなデジタルコミック本よりも秀逸な内容。書籍化してくれ!5000円でも買う!!
- 十字路の物語
デジタルコミック・十字路の物語を制作しているこばひばこさんのサイト。Power tone素材がたくさんある。絶賛愛幼虫。
- 迷宮輪舞曲
漫画家・イラストレーターの珠梨やすゆきさんのサイト。PhotoshopブラシおよびPowerToneの素材。
- つきなみCOMICS
同人サークル・つきなみCOMICSさんのページ。フリーのPowerTone素材。
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