ねじ子web

医師兼漫画家 森皆ねじ子

ねじ子のLINEスタンプが発売されています

2016/5/5 コミティア116

2007年以来、9年ぶりにコミティアに参加します。

5月5日、東京ビッグサイトです。

※コミティアは入場料がかかります(入場にパンフレット購入が必須です)。ご注意下さい。

--今回の搬入商品リスト--

2016/5/5コミティア116 さ18a「ねじ子アマ」

★新刊

平成医療手技図譜【精神編】(1000円)

★既刊

平成医療手技図譜【手術編】500円(※1)
平成医療手技図譜【神経編】500円(※2)
救外戦隊ネラレンジャーzero 600円
クリアファイル100円
ねじバッジ(全5種) 各100円

※1 将来的には商業誌化する予定ですが、結構先になりそうです。
※2 『ねじ子のぐっとくる脳と神経のみかた』にほぼ収録されています。

 

 

 

平成医療手技図譜 【精神編】

psyco

平成医療手技図譜 精神編 A5/116P/1000円

2016/5/5コミティア116 さ18a「ねじ子アマ」

平成医療手技図譜、9冊目のテーマは精神科です。手技図譜と銘打っていますが、今回は「手」の技のお話はほどんどありません。言動や行動がおかしいと感じる患者さんが目の前に現れたとき、医者は頭の中でどう考え、行動し、診断していくのかについて書きました。どちらかというと「脳」の技の解説ですね。

精神の病気はいっぱいあります。そもそも、目の前にいる患者さんが病気なのか?正常の範囲内なのか?を考えるのが、精神科診療の第一歩です。国際的な診断基準であるDSM-5やICD-10の本を見れば、精神疾患の定義がすべて網羅されています。診断に必要な項目も、バッチリ全部書いてある。でも、それらすべてを丸暗記することはできませんよね。どうしても「重みづけ」が必要になってくる。では、どうやって「重み付け」をすればいいのか。

現場で必要なのはいつだって「重い病気の順番に考える」ことです。重症を見逃してはいけない。今すぐ死んでしまいそう(精神科の場合は自殺してしまいそう)な人を、おうちに帰してはいけない。これはどんな診療科でも同じです。精神科だって例外ではないはずだ!という視点に立って、私はこの本を書きました。今までにない本が作れたと自負しています。

目次:
・心の病って、なに?
・Sの世界
・躁うつの世界
・Dの世界

今回はページ数の関係で、精神疾患を(重症度の順に)統合失調症・躁うつ病・うつ病の3つだけ取り上げました。残りの精神疾患は続編の『心療内科編』でカバーしたいです。早ければ冬のコミケで出せるといいなぁ。あ、でも今年の冬はポケットモンスターの完全新作サン・ムーンが出るのか。むむむ……。むねん。(曹操の声で)(2016.5.3)

まさしくGOOD SUMMER!(2014夏コミケ)

8月17日(日)東2 T-25b ねじ子アマ

夏のコミケに出ます。

今回の新刊は『ドキッ!こういうのが死因なの』です。(116ページ、価格未定)

DokiSii

「人はなぜ病気で死ぬのか」について書きました。感染症・がん・生活習慣病の「3大死因」について、その原因や機序を「やや一般向け」に書いたものです。医学レクチャーみたいな感じかな?雑誌ではレクチャー的な記事はちょこちょこ書いてきましたが、本にまとめたのはは今回が初めてです。ほぼ全ページ手書きなので、紙面のノリは手技図譜に近いように思います。

実は今回は搬入部数が少なめです。というのも、今年度中に主婦と生活社さんから一般書籍化される可能性が高いからです。内容はほぼ同じ(の予定)ですので、同人誌を買えなくってもたぶんきっと大丈夫です。あ、でもこの表紙とこのタイトルは同人誌だけになる予感がします。えり~な可愛かったよなぁ、なんで急に辞めちゃったんだろう。

それでは皆様、熱中症に気をつけてまいりましょう。(ねじ子は当日はいない予定です)

既刊も少しですが持っていきます。商業誌化しちゃった同人誌をメンテナンスし続けるのには限界があるので、「商業誌化しちゃった同人誌」は在庫限りで販売終了とする方針です。