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医師兼漫画家 森皆ねじ子

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放射線まんが その3

度重なる緊急地震速報と余震と地震酔いと計画停電とラッシュといつまでも終わらなそうな放射能汚染のニュースで、もうどうにも陰鬱でたまらない首都圏の皆さん、こんにちは。私もです!震災当日から沸騰しているアドレナリンも、そろそろ枯渇してきました!!

抑うつの対策に、「光」は非常に重要です。朝の光を浴びましょう。放射性物質が怖い!という方は、屋外に出なくても、ガラス越しでかまいません。カーテンを開けて、日の光を部屋に入れましょう。つーか私自身が、節電のために照明が暗い&エアコンなしで寒いのでカーテンを閉めきって生活をしていたら、なんか気分が非っ常ーに滅入りました。光って重要です。日の光を浴びましょう。レッツ光合成。

サルまんをねじ子は心から尊敬しております

サルまんにて「ページ100万」として紹介された漫画を今、思い出します。
サルまんの主人公の二人(相原さんと竹熊さん)は、「奥さま生活百科 ~とっても安全でクリーンな原子力発電~」というタイトルで
母「ほーら、このプルトニウムだってゴハンにかけて食べても全然平気なのヨ!」
子「うわーっ 原発って本当に安全なんだネ!」
というマンガを描いて原子力発電所にプレゼンしに行ったものの、ボツになります。

相原「ボツになるとは…」
竹熊「やはり、あまりにも安全を強調しすぎたのが、かえって逆効果だったか…」

あり得なすぎるブラックジョークとして存在していたネタが、まさか現実になるとは。
ヨウ素131入りのお水でご飯を炊きながら、ねじ子はマンガを描くのでした。

らじまん。