ポアロ頑張れ
二次元も三次元も大好きで本当に申し訳ない、難あり乙女のねじ子です。こんにちは!あー、でももう乙女を名乗るにはとっくにキツい年齢ですけど。
それはさておき、ニコニコ動画で菊丸タグを絨毯爆撃していたら、とてつもなく素敵な男性ボーカルグループを見つけました。その名はポアロ。男性二人組です。歌詞担当が伊福部崇さん、作曲と歌唱担当が鷲崎健さん。
まず歌詞が全力でふざけていて素晴らしいです。オタクの人達のための歌として、こんなに真摯な歌を歌う人達を私は見たことがありません。オタクならば男女問わず非常に共感できる歌詞です。そのオタクっぷりを紹介するために、「Once Upom A Time in AKIHABARA」の歌詞の一部(ラップ部分)を御紹介しましょう。
「メッセサンオーに到着 エロゲー物色 辺りを見回す
グッと来る奴買って帰ったら焼いて すぐまたそいつ売りに来よう
だけどそう思って まだ封も開けてないでそのままにしてるゲーム
部屋ん中 そこら中に散乱して10本以上たまってる」
これほどまでに主義・主張・言いたいことに溢れたラップが、日本にこれまであったでしょうか?私がこれまで人生で聞いた日本語ラップの中で、最も価値のあるリリックスだと断言してもかまいません。日本語ラップと言えば、(レコード会社あたりの自主規制なのかもしれませんが)家族への感謝だの平和だの同世代との友情だの、道徳の授業より清潔な自己啓発ワードか、俺様の歌サイコー♪俺達イケてる♪要チェキしときな♪みたいな、正直どこがサイコーでどこがイケてるのかさっぱりわからない自画自賛ソングしか(少なくともメジャーには)出てこないっすからねぇ。革新的ラップソング「俺ら東京さ行ぐだ」を30年も前に日本中に流行らせた吉幾三大先生の爪の垢を煎じる作業でもしていろと言いたいです。まぁ、かくいうポアロもアニメイトの限定販売で、メジャーとは言い難いんですけどね…。
ねじ子お勧めはここら辺です。是非御視聴あれ。
「プレイボーイの悲劇」
オタク女に惚れてしまったプレイボーイのおはなし。菊丸先輩は3年6組ですYO!
「2D or not 2D」
ちょっとオタクだけどあまり趣味が合わない現実の女に惚れてしまった、ガチオタク男性のおはなし。ギャルゲーやってもダブるという、その気持ちはよくわかる。
「萌えてたまるか!」
「THE☆わかっているオタク」を自称するオタク男のところに、血の繋がらない猫耳の妹が突然やってきたおはなし。なんだかんだ言って定番に弱い、駄目な私達。
「ブルコンのテーマ」
「ブルコン」というのは18禁PCゲーム『すくみず 〜フェチ☆になるもんっ!〜』の劇中に登場するスクール水着専門店、らしい。はいそこの貴女、引かないようにー。どーどー。その店内BGMとして作成された曲。はじめこそ はスクール水着に関係した歌詞なのだが、5分くらいからスク水に全く関係ない、ただのカオスでオタクなパロディ歌詞になっていく。AメロとBメロの繰り返 しメロディもキャッチーかつ麻薬的中毒性があり、秀逸。
ちなみに歌唱力もムカつくほど、無駄なほど高いっす。さっそくアニメイトまでお出掛けして、ベストアルバム「16in1」買いました。あー、ブレイクして欲しいな!無理っぽいけど!(2008/5/8)