ねじ子の2015年ハロプロ楽曲ランキング 鞘師のこともっと褒めて褒めて褒めまくってあげればよかった
1位 スカッと My Heart / モーニング娘。’15
さっき書いた。鞘師の歌。ねじ子、赤羽橋ファンクだいすっき。
鈴木香音ちゃんの卒業に関しては、もう言葉がない。17歳の女の子にあんな短期間で食事制限中心のダイエットをさせたら、リバウンドして以前より太るのは火を見るよりも明らかなことだ。マツコデラックスが鞘師卒業に際して叫んでいた「あの言葉」を私も叫びたい気持ちでいっぱいである。まぁつまり「この糞事務所がぁ!!」と思わずにはいられないってことだ。
モーニング娘。として笑顔を振りまき続けることが何よりの社会貢献であり、高齢化社会の日本において最も福祉的なお仕事だと思うんだけどな。今だって、我々みたいな悲惨な精神衛生状態の人間の面倒をしっかり見てくれてるじゃんか、ねぇ?うーん。うーん。「福祉の大学とかさぁ…なんだその唐突な理由、クジラックスかよ…」とか、「酒井法子かよ…」とか、いろいろと思うところはある。本気で福祉の仕事をするつもりなら、看護師さんの学校にいって看護師資格を取るのがいいと思う。でもね、我々のいる地獄の底を這うような血塗れの現場じゃなくてさ、彼女にはもっと広いメディアの世界でね、世界中の人たちを笑顔にする力があるわけよ。もったいないよ。看護師の資格をとったあかつきにはね、教員免許を取ったももち先輩のように、ぜひまたメディアの世界でね、啓蒙活動などのお仕事をしてほしいなぁと思うわけですよ。ある意味現場よりもずっと多くの命を救えるし、なによりそれは選ばれた人間にしかできないお仕事なんだよ、そして貴女はその選ばれた人間なんだよ!なのにどうして志半ばでこんな決断を、あー。あー!この糞事(以下ループ)
こうなると、一度はなんとか納得していた鞘師里保の電撃卒業も「やっぱり納得がいかない」という気持ちがむくむくと湧き上がってしまう。鞘師に会いたい。もう恥も外聞もなく、ステージの鞘師が見たいよお。わーん。若い9期二人の卒業は、私にとってあまりに性急であり、消化不良のまま時が過ぎている。りほかの(とその御家族)は、あの頃の落ち目だったモーニング娘。に人生を賭けてくれたんだよ。たった12歳で、小学六年生で上京する決断をしてくれたんだよ。その2人を、たった17歳で、こんな形で失ってしまうことが悔しい。これじゃまるで私たちが思春期の田舎の少女2人の心と体をボロボロにしてしまっただけみたいじゃないか。そんなの嫌だ。認めたくない。
モーニング娘。は鞘師の卒業でエースを失い、香音の卒業で最も個性があり知名度が高いメンバーを失う。そして、あまりに多い11人というメンバーを抱えながらも、さらにメンバーを増やそうとしている。こうなると、もう次の展開は歴史を顧みても一つしかない。ツアーごとの卒業と、少数精鋭の加入である。一人か二人リーダーになる人を残して、古参メンバーを順次卒業させていく。加入は随時、クオリティを落とさない程度の少数精鋭のみ行う。後藤真希卒業後の黄金期の収束もそうだったし、プラチナ期の終焉もそうであった。継承者として一人残されるメンバー(黄金期における吉澤・プラチナ期における道重)が誰になるのかはわからないけれど、ここからのモーニング娘。はしばらくのあいだ別れと喪失のステップが続くのだろう。それは『One・Two・Three』を代表とする、モーニング娘。再ブレイクを支えたピースが次々に失われていくということでもある。つらい。カラフル期についた大量の新規ファンは少なからず幻滅し、去っていくだろう。悲しいけれど、この喪失体験もモーニング娘。の繰り返される歴史の一つなんだよね。あーぁ。天を仰いで叫びたい気持ち。鞘師リーダー・香音サブリーダーのモーニング娘。が見たかった。見られると思っていた。思っていたのに。あー、この糞(以下無限ループ)
2位 愛おしくってごめんね / カントリー・ガールズ
この曲が良すぎたせいで、カントリー・ガールズはファンの間で旋風を巻き起こし、あっという間にデビューが決まり、結果としてセンター島村嬉唄ちゃんの早期脱退を引き起こした。嬉唄ちゃんは2014年のカウントダウンコンサートで突然現れ、その可愛さと初々しさでハロヲタを大いに揺るがしたのちに、たった半年でいなくなってしまった。脱退理由の詳細は語られなかったが、親御さんのご協力が得られなかったようだ。ねじ子は今でも、嬉唄ちゃんはつんく♂と道重とBerryz工房をいっぺんに失った我々ハロヲタを気の毒に思った神様が見せてくれた春の夢だと解釈している。混乱を自覚しているので安心してほしい。
この曲は冒頭でせりふを語るセンターの島村嬉唄ちゃんのための曲であり、彼女が脱退した後でさえも、彼女のための曲である。嬉唄ちゃんがいなくなった今聞くと、ますます嬉唄ちゃんそのものを表しているようだ。作詞家の児玉雨子さんはそんなこと予期してなかったはずである。「センターの子はすげぇ可愛いけど、きっとすぐに脱退するわ!」なんて予想していたはずはない。それなのに、この曲はまるで嬉唄ちゃんが一瞬でいなくなることを完全に見越していたような歌詞なのだ。「メールは返さないよ 返事よりも 会えない日を数えてほしい」「女の子の秘密を明かさないのが女の子 嘘をついてはいないの それが運命よ」「愛おしくて忘れられないでしょ 許してよ 愛ゆえに ごめんなさいね」ぜんぶ嬉唄ちゃん。彼女そのもの。古来より、達人のつむぐ詩はときに未来を予言し、魔法をひきおこす。
嬉唄ちゃんは、とても意識的な演出ができる子だった。ハニカミも素人臭さも決して彼女の本当の「素」ではなかったと思う。誰よりも上手に「素人臭さを演出する」ことができる子だった。だからこそ逸材だった。彼女にはピュアだけでない、いろんな種類の引き出しがあったはずだ。彼女自身はアイドル活動を非常に楽しんでいるように見えたし、辞めたそうにも見えなかった。学業優先にも見えなかった。惜しい。つくづく惜しい。彼女がご両親の影響下から抜けて、自分自身で進路を決められる年齢になったのちに、再びどこかで出会えることを願っている。
嬉唄ちゃんがいなくなってこの曲は封印された。コンサートでも披露されなくなった。確かに私も、この曲をきくたびに嬉唄ちゃんを思いだして悲しくなってし まうため、聴けなくなっていた。彼女の脱退以前は一晩中聞いていたのに。既存メンバーがパートを再分配して歌ったとしても、彼女の記憶が強すぎて違和感を 覚えただろう。
その後カントリー・ガールズは新メンバーを二人加えた。新メンバーは二人とも「完璧な子ども」である。10歳当時の嗣永桃子がそうであったように、完璧な子ども。子役っぽい完璧さとも言える。この曲は2015年のカウントダウンでようやく復帰した。嬉唄ちゃんの印象的なパートはすべて新メンバーが歌った。嬉唄ちゃんのハニカミ演技とは180°違う、圧倒的な子役演技であった。「できる子役」くさい劇画的でわかりやすい演技で、これはこれで面白い。名曲が息を吹き返す瞬間を見届けて、私はようやくまた明るい気分でこの曲を聴くことができるようになった。
3位 CHOICE&CHANCE / Juice=Juice
カントリー・ガールズの突然の加速の裏で、上半期のJuice=Juiceは辛酸をなめてきた。そんなJuice=Juiceに突然の幸運が振ってわいた。オリコンシングルランキング1位獲得である。アニメ妖怪ウォッチのエンディングであるニャーKBと当時発売週のため他のライバルたちが避けていた週に、細々と2位狙いで『Wonderful World』を発売、蓋を開けてみたら1位だったのだ。無欲の勝利である。妖怪ウォッチのEDがDream5からニャーKBに変わった時に、ねじ子は随分と絶望したものだけれど(詳しくは昨年の俺コンを参照)、こうなったら一転して彼らに感謝したい。「握手券と投票券の付いてないCDにはビックリするほどお金を落とさないでくれて、どうもありがとね!」と。Juice=Juiceはもともと実力が高く、ルックスも抜群で、でも何かが足りない!もう一つフックが欲しい!という状態がしばらく続いていた。オリコン1位という肩書きにより、彼女らは一気に上昇気流に乗ることができたと思う。オリコンなんてもうランキングとしては何の価値もないと思っていたけれど、こうなるとまだまだ「きっかけの一つ」としては意味があるんだな。彼女らが主演するドラマ「武道館」だって、「J=Jはオリコンで一位を取ったグループなんですよ!」という一言が会議でプレゼンできるか否かによって、企画の通りやすさがずいぶん違ったはずだ。
かなとものことは早くて3カ月~長くても1年半くらい待ってあげて欲しい。ホルモンの治療は薬に慣れるまでどうしても時間がかかる。薬の副作用もちょこちょこ起きる。薬が効くか効かないか、手術に踏み切るか、治療法を決めるにもある程度の月経周期を見なきゃならない。どうしても時間が必要だ。早くて3カ月~長くても1年半くらい色々な治療を試してみれば、安定したコントロールが可能になる。腹痛や出血や薬の副作用など、子宮内膜症にまつわるさまざまなキツい症状も制御可能になるはずだ。動くのがキツイ時期が予測できるようになるし、その「キツさ」もいくらかマシになる。具体的にいうと「普通の女子にとっての生理痛」程度になる(つまり、日によって重い、寒い場所だときつい、2日目だけロキソニン内服、くらいのイメージ)。その後は他のメンバーと大差ない活動ができるはずだ。そのくらい待てるよね?私は待てるよ。だって彼女の声とキャラクターは唯一無二だから。ファンも事務所もメンバーも、そして何よりもかなとも自身が、体の回復を待ってあげてほしい。今、焦って何かを決めようとしてはいけない。あまりに時期尚早だ。誰にとってもいい結果を生み出さない。医者としては「子宮内膜症で仕事をやめるなんて、とんでもない!そんな必要ないよ!全く動けない状態が永久に続く病気じゃないんだからさ!半年から1年待ってれば、何とかなるから!後のことは、治療がひと段落してから考えよう!」という思いだ。かなとも自身は今とても辛いだろうし、己の体を呪うだろうけど、必ずコントロールできる日がくる。そしてそれは決して遠い話ではない。周りに何を言われようとも、気にするな。折れるな。あなた自身の野望をかなえてくれ。
病気を告白したのは誰にでもできることじゃない。勇気ある行動だよ。私は正しい選択だと思う。そもそもハロヲタの皆さんは屈指の名探偵揃いだから、何の前情報もなく婦人科通い(けっこう頻繁に通うことになる)が目撃されたら、あっという間に拡散されてしまうだろう。現在のSNS社会においてそれは避けられない。医療従事者は守秘義務があるので患者さんの情報を漏らすことはないけれど、患者さん同士にはそんな義務ないし、近所の人にも守秘義務はない。周りの人間の口には戸が立てられないのだ。あっという間に下衆な勘ぐりが広がる。それはますます彼女の心を傷つけるだろう。「産婦人科へ行く」=妊娠、性病、堕胎くらいしか思いつかない下衆で偏狭な人間は残念ながらこの世にとても多いのだ。公演を欠席するたびに、心無い中傷や下衆なヤジが発生して収集がつかない事態になっていただろう。今回の発表に対して「病気を売りにした売名行為だ」と感じた方もいたようだが、それはハロヲタの情報収集能力を知らない幸福な人の意見だと思う。
若い女性が婦人科系の病気を告白するのは大きな勇気がいる。かなともがそれを選んだのなら、私は大いに支持する。事務所も彼女を支えていくことに決めたのだろう。だって病名を公表した上でクビにしたら、叩かれるもん。一気に社会的な議題になってしまう。私も、子宮内膜症を理由に会社をクビになった患者さんがいたら、医者として強い憤りを感じるよ。大きい会社がそんな人事をあからさまに行ったなら、その会社を批判する。だって医者としてはそんな悪い前例を作られちゃ困るんだ。ただでさえ病気で苦しんでいる患者さんの首を、ますます絞める「悪しき前例」になってしまう。若い女子を使った商売を末長くやっていきたいと思うなら、婦人病というのは飲み込むべきリスクなのだ。
そして病名を公開したからには、かなともには同じ病気で苦しむたくさんの患者さんにとっての「希望の星」になってほしい。子宮内膜症という、原因のはっきりしない、他人にも言いづらい、同じ女性にも理解されにくい病気になっても夢をあきらめなくていい。仕事を辞めないでいい。アイドルにだってなれる!そう思わせてほしい。あなたがステージで輝く姿が、患者さんにとっての希望となる。「彼女も頑張ってるのだから、私も頑張る」という気持ちを、同じ病で苦しむ患者さんに届けてほしい。これは医者には決して与えることのできない光であり、未来への処方箋だ。あなたならできると信じている。
あ、この曲は名アルバム「First Squeeze!」から選びました。Juice=Juiceの高い歌唱力と表現力が遺憾なく発揮されています。MVでのみんなの顔芸、いや表情が素晴らしいです。
4位 ラーメン大好き小泉さん / こぶしファクトリー
こぶしファクトリーっていうネーミングセンス、最高だよな。ちょっと勝てないよ。ニュースを見た瞬間に爆笑できる団体名って、そうないと思うよ。単純な日本語なのに、他のどこともかぶらない唯一無二の単語の組み合わせ。一度聞いたら二度と忘れないインパクト。口に出すと楽しい語感。ベリーズ工房に引き続き何を作っているのかさっぱりわからない工場っぷり。狙いすぎてないくせに、ゲラゲラ笑える。どれも最高だ。聞いた瞬間は「こぶしって、拳?花?え、どっちも?こぶしの花って茶色くなって散り際が汚いけどいいの?フィストファクトリーって言われそうだけど、それもいいの?」などと考えたけれど、それらをぜんぶ吹っ飛ばせるほど馬鹿馬鹿しく、勢いがある名前だ。しかも彼女らのパフォーマンスを見るに、一番近い「こぶし」の意味は実は日本的歌唱テクニックの「こぶし」であった。そうだったのか、こぶしをきかせて歌うのが彼女たちの歌だったのか!ダブルミーニングどころかトリプルミーニングだ!すごいな!個人的には2016年最も笑った大喜利、いや違ったベストネーミング大賞でした。
話が逸れたよ。「ラーメン大好き小泉さんの歌」は純粋に曲がいい。ダンス☆マン渾身のアレンジもいい。MVも明るく楽しい。ラーメンがモチーフのふりつけも面白い。
ねじ子の一推しメンバーは藤丼だ。こぶしファクトリーの鍵は藤丼が握っている。と、俺は踏んでいる。彼女にはこのまま勉強を続けて、できる限りいい大学に入って欲しい。本当はもう東大とかに入って欲しい。ハロプロで東大。新しいよね?まぁさすがに東大は難しすぎるので、どこでもいいから、できるかぎりいい大学に入って欲しい。もちろんハロプロの先輩たちのように慶応大学(推薦や内部進学)もいいけど、がっつり大学受験するのも魅力的だよなぁ。
藤丼は賢くてかわいい。でも、このままテレビのバラエティー番組という戦場に行くには武器が足りない。道重だってももちだって、10年間ハロプロで蓄積した大量の資材をもってバラエティーに攻めこんだ。ももちに至っては「教員免許」という武器までしっかり担ぎあげて一人旅立っていった。藤丼はまだキャリア3年の上に、高校生である。バラエティという魑魅魍魎が跋扈する戦場に立つつもりならば、もう少し武器が欲しい。でないと返り討ちにあう。「名門大学」というのはTVショーで戦うための一つの武器として非常に有効である。何より彼女には、まだその武器を手に入れるチャンスがある。忙しくて大変だろうけど、頑張って両立してほしい。それは彼女のみならず、こぶしファクトリーにとってもひとつの売りになり、ブレイクのきっかけにさえなりうると思う。
あ、ちなみに本当はこぶしファクトリーの鍵はたぐれなが握っている。と、ねじ子は踏んでいる。彼女らのアホ可愛さが一皮むける瞬間が、こぶしの真の躍進の時だと思う。それが何年後かはわからないけど、今から楽しみだ。
5位 臥薪嘗胆 / アンジュルム
アンジュルムはスマイレージから完全に曲調を変え、生まれ変わった。方向性を決定的にしたのはファーストシングル『大器晩成』だろう。今の彼女たちは『大器晩成』で受けた路線、つまり這い上がる系の歌詞とロック歌謡路線で突き進むことに決めているようだ。私はあまりそのジャンルが好みではなく、ファンキーな『臥薪嘗胆』が一番好きってくらい流行に乗り遅れているのだけれど、アニソン的和製ロックが大好きな若いファンは多いのでこのまま突き進んでほしい。
アンジュルムっていうネーミングは聞いた瞬間に「同人イベントに初めてサークル参加する女子高生が付けがちなサークル名みたい。スタジオYOUのイベントの島中にいそう」と思っていたら、本当に現役女子高生の中西香菜ちゃんがつけた名前だった。うーん、フランス語を入れてみたり、横文字なうえに造語だったりするのは、一見カッコよくても実はありがちで覚えにくく、あまりよくないサークル名だと(こちらの世界では)言われているんだけどなー。あ、同人サークル名と女性アイドルを一緒にしちゃいけませんね!すみませんでした!しかし私には何回見ても「Anger Me」に見えてしまうんだよ。「私を怒らせるもの」。そしてある意味、それはとてもあやちょらしい名前だと思う。彼女の周りにあふれている数々の理不尽、屈辱、同胞との別れ、事務所やファンに対する怒りは、ますます彼女の美しさを増し、魅力を引き上げる要因になっていると思う。彼女は、怒りによって自らを洗練させ、芸を磨くタイプの芸術家なのだ。怒りによって悟りに近づくその姿は、彼女の大好きな仏像で例えるなら如来や菩薩というより、明王に近い。不動明王とか愛染明王とか。いつも9人組を保つアンジュルムは、まろが抜けてますます「不動明王あやちょと八大童子たち」感が強くなってきている。
出典:http://photozou.jp/photo/photo_only/197391/25120187
6位 イマココカラ / モーニング娘。’15
『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』のタイアップ曲。私の大好きなモーニング娘。が、私の大好きなプリキュアとコラボしたよ!いい曲。小田さくらセンターという新しい試み。「私達は普通の女の子」と歌い出すおださくがまったく普通の女の子っぽくない、顔から妖艶さが滲み出ているのが最大の見所。モーニング娘。15’が声優もやるとの情報を聞き、ルンルンで映画館に足を運んだねじ子であるが、この私をもってしても!彼女らがどこで出演していたのか!さっぱり!わからなかったヨ!清々しいほどのモブっぷり。オリエンタルラジオの二人が出ずっぱりのキャラだったのとは対照的な扱いであった。
そして個人的には、プリキュアのピンチの場面で「映画を見ているみんなー!ミラクルライトを振って応援してほしいクル~!」という、画面のこっち側の観客全員でプリキュアを応援するというプリキュア映画お約束展開(そのために入場特典はいつもペンライトだった)が、今回からなくなってしまったのが非常に残念だった。なんだよ!私はプリキュアを応援するためにここに来てるんだよ!詐欺だ!ミラクルライト振らせてよ!プリキュアを応援できないんだったら、私は何のために高い金を払って恥ずかしい思いをしながら幼女に紛れて映画館へ足を運んでいるのか、わからなくなっちゃうよ!あ、モーニング娘。15’を見るために来たんだった。てへ。すっかり忘れてたよ。エンディングで日本各地の幼女たちが躍る「イマココカラ」の動画を挟みつつ歌い躍るモーニング娘。はとても良かったです。MVそのまんまで、オリジナル映像は見受けられませんでしたけど。衣装はもっと可愛くてフリフリの、変身後プリキュアみたいにしてほしかったけど。それでも、「プリキュアとモーニング娘。のコラボ」というずっと夢見ていた景色を見られて嬉しかった。
7位 Shooting Star / Juice=Juice
Juice=Juiceの舞台『恋するハローキティ』劇中歌。作曲は和田俊輔さん。和田さん最高だな。ステーシーズ再演はよ!LILIUM再演はよ!鞘師が帰ってきたらLILIUMの続編もはよ!鞘師って実はとてもいい役者だし!リリー(鞘師)が失望の果ての放浪の旅から帰ってきたら、仲間はみなクラン(ハロプロ)からいなくなっていた。でも私はなぜかこの世界に生き残っている――という状況は、実は数年後の鞘師にぴったりなんじゃないだろうか?
以上です。また来年。2016年のハロプロ楽曲ランキングは今のところ『チョット愚直に!猪突猛進』と『押忍!こぶし魂』が熱いデッドヒートをくりひろげる予定です。