『ねじ子のぐっとくる体のみかた』の増刷が早々に決定しました。大変ありがたく思っております。
しかし増刷が決定したあとに、間違いを発見しました。あらま。
p123の肛門鏡の使い方です。右手にペンライトを持たないと、暗くて何も見えません。
訂正が間に合わなかったので、p123だけ掲載します。初版と第2版をお持ちの方は個人的に差し替えてください。
3刷以降は訂正が反映できると思います。
夏のコミケには間に合わないでしょうから、冬のコミケにでもお役立てくださいね。あ、違った。臨床現場でお役立て下さい。(2013/08/09)
ねじ子の新刊が出ます。
2013/7/29発売です(早い書店さんでは26日頃から店頭に並ぶとのことです)。
『ねじ子のぐっとくる体のみかた』です。
よーするに、てっとり早い全身のチェック方法です。
専門用語で言うと「身体所見の取り方」の本になります。
もちろん医者(とその卵の皆さん)には、基本的な診察方法の本として使えます。ナースさんとパラメディカルの皆さんにとっても、全身状態のてっとり早いチェック方法(フィジカルアセスメントという言葉もありますね)として、わかりやすく書きました。カタログのように診察方法を並べている本はたくさんありますが、それだとなかなか覚えにくい&実際の感覚に直結しにくいと思うので、体のしくみと病気の成り立ちから考えるようにしています。
同人誌『平成医療手技図譜 診察編』を大幅に加筆修正した本です。当時入りきらなかった項部硬直と虫垂炎と「ケツの穴のみかた」こと直腸診を書き下ろしました。同人誌を持っている紳士淑女諸君は、そこだけでもチェックしてみて下さい。
さて、ブログタイトルが「新創世記ねじ子DX~新刊を迎えて~」であるからには、9期メンバーにあたる4人が新メンバー、もとい新刊として一気に加入することになります。一人目(フクちゃん)は『ねじ子のヒミツ手技 2nd 改訂版』、二人目(生田)は『ワナにはならない微分積分』、そして三人目(鞘師)はこの本です。次のお仕事は鈴木香音ちゃんにあたりますね。そんな妄想をすれば、この暑い中でも仕事にやる気が出るというものです。うふふ、頑張ります。(2013/7/23)